著者 : 葬儀屋
たったひとりでダンジョンへ潜り続け、驚くべき力を得るに至った影山亨ことクロード。パラウトに巣食う神樹を打倒した後、彼は報酬として手に入れた屋敷にて穏やかな日々を過ごしていた。そして、クロードたちが勇者として召喚されて1年を迎えたある日。王城にて訓練を続けていた言峰たちが、いよいよダンジョン遠征へ挑むことに。目立ちたくないという理由から、仕方なくその後方支援部隊の護衛につくことになるクロードではあるが、その任務はクロードにある人物との再会をもたらすことになり…?「影」として生きることを誓った少年の、最強隠密ファンタジー第3幕。
たったひとりでダンジョンへと潜り続け、驚くべき力を得るに至った影山亨ことクロード。自身の死を偽装したことで晴れて自由の身となった彼は、冒険者としての生活を満喫していた。そんな彼がギルドより受けた新たな依頼。それはパラウトの遺跡を、かつてのクラスメイト・七瀬葵とともに探索することであった。その道中、正体不明の敵から襲撃を受け散り散りになった2人は、パラウトに巣食うとある巨悪の存在を知ることになる。そして七瀬はパラウトの民を救うため、その存在に挑むことを心に決めるのだが…?「影」として生きることを誓った少年の、最強隠密ファンタジー第2幕。
クラスメイトとともに異世界の王国へと召喚された、「目立ちたくない」をモットーとする影山亨。その信条とは裏腹に、忍者“アサシン”という稀有なジョブを得てしまった彼は、みずからのジョブの隠匿を決意する。そして秘密を守り通す力を得るため、密かにダンジョンへと潜り続けた結果、いつしかそのステータスは他を圧倒するまでになっていた。一方王国内では、協力的でない影山を快く思わない者たちによる、ある策略が動き始める。それを知った影山はある行動をとることになり…?「影」として生きることを誓った少年の、最強隠密ファンタジー第1幕。