著者 : 諸星悠
美少女英霊たちの弟子となり、魔物の大軍を退ける大活躍をしたウィリアムは、今日も修行に打ち込んでーーいなかった。 「この前一生分の修行をしたじゃんか」「お前という奴は!」 サボり癖の抜けない弟子に、英霊たちは四苦八苦続き。 そんな中、第三王女のカノン・ユークリウッドがクラスに編入され、何故かウィリアムに接触を図ってくるように。 「わたくしは、あなたのことをよく知りたいと思っています」 笑顔でそう告げ距離を近づけてくる彼女の本当の目的は、なんとウィリアムの身辺調査、もしくは暗殺!? 『最弱兵器』は、新たな危機をどう乗り越えるーー?
幼い頃から嘲笑を受け、無気力に生きていたウィリアム。彼は千年前の戦争で活躍した美少女英霊たちを召喚してしまい!? 「全てを越える力を与えよう。ただし、私たちの弟子になれ」 英霊にして魔王・イリスに魔力を引き出され、望みもしてない厳しい修行を強制的に受けることになったウィリアムは…… (いきなり無詠唱で魔術を!?)(剣の構えに隙がない……!!) 魔術にも剣術にも、師匠たちが驚くほどの才能を秘めていた! 魔術学園で最強の実力を手に入れたら、容姿・実力共に学園一の幼馴染に頼られたり、同級生の評判も一変! かつて「最弱兵器」と見下された少年の、人生逆転無双劇がいま、始まる。
ついに最終決戦を迎えるカナタと魔甲蟲の王ゼス。開放すれば、皆の記憶から存在を抹消されてしまう《絶力》。人類の未来を護るため、カナタは全てを捨てる決断を下し、いま禁断のチカラを開放するーー!!
風邪を引き超絶頭脳派なミソラ。売れっ子作家になったユーリ。ペットコンテストに挑むレクティなどE601小隊の送る破天荒な日常! そして、カナタと、記憶を失ったミソラたちとの再会を描くアフターストーリー!
人類の切り札となったカナタと離れ、最終決戦に臨むことになったミソラたち。しかしミソラの脳裏にはユーリとカナタの抱き合う姿が焼き付いていてーー。「ユーリさん、あたしと本気の真剣勝負してもらえませんか?」
≪ベベル≫対≪ミストガン≫の決勝戦。序盤から圧倒的劣勢のE601小隊に対し、ただ見つめるだけのカナタを訝しむエリス達。カナタが狙っているものとはーーすべてに決着が着いたその時、魔砲杖の咆吼が鳴り響く!
≪ファルシオン≫に勝つため、ミソラはエリスとリーゼリットに訓練を願い出る。人型魔甲蟲である彼女たちは、戸惑いながらもE601小隊と過ごすことに……。一方、カナタを賭けた会談も始まろうとしていてーー?
空戦武踏祭が始まった。まずは三日に渡るオーブの奪い合いという過酷なバトルロワイアル。しかしミソラは、カナタを傷つけた失敗から立ち直っていなかった。その裏でゼスは、人型覇権への新たな一駒を投入するーー!
《ベベル》第一人工空島地下都市へ運ばれたカナタは、呪力の本来の持ち主エミリー・ウィットベルンと出逢う。そしてーー「エミリー・ウィットベルンを殺さなければ、貴方は死ぬことになります」と告げられてーー!?
空士にとって仲間との絆は血よりも濃い。故にメンバー獲得の機会は公平に与えられる。そのひとつが全校交渉権獲得会。自分の小隊に仮入隊させる行事なのだが、今ではカップル作りの鬼ごっこ行事となっていて……?
空戦武踏祭代表の切符を手にしたE601小隊。他の代表小隊の強さに圧倒されつつも、ミソラたちはカナタを救うために≪ベベル≫でそれぞれ動き出す。しかし、それがE601小隊を思わぬ方向に進ませてしまい……?
『≪ベベル≫にて空戦武踏祭開催』--その通達で、急遽≪ミストガン≫代表小隊を決める学内選抜戦が行われることになった。格下Fランク小隊も選抜戦に参加を表明。するとクロエが教官補佐を名乗り出てーー?
ブレア加入で戦力の増したE601小隊。ランキング戦初勝利に燃えるミソラ達だが、珍しくリコがミスを連発。気まずい空気が……。一方、クロエら特務小隊には教皇浮遊都市《ベベル》から特A級の指令がくだりーー?
学園浮遊都市≪ミストガン≫と≪メルキア≫の交流学校が始まった。年に一度のお祭りイベントに浮かれるミソラたち。しかし、≪メルキア≫の空戦魔導士候補生・ブレアと会ってからレクティの様子がおかしくてーー?
変異種との戦闘で自信をつけたミソラたちだったが、ランキング戦ではいまだ勝ち星ゼロ。教官であるカナタの更迭を賭け、ユーリ率いる小隊との模擬戦が行われることに。一方学内ではある実験が進められていて……。
人類が大地から離れ、魔甲蟲という畏怖と戦う世界。「特務小隊の裏切り者」と蔑まれる学園の嫌われ者・カナタは、連戦連敗のE601小隊の教官に任命される。そこには一癖も二癖もありそうな3名の少女がいて……?