著者 : 谷崎央佳
パガニーニ(op3)パガニーニ(op3)
モーツァルトの“手稿”-それは彼の幻の遺作である。その捜索を任命されたアンであるが、そんな彼女の前に聖十字教会の修道女、フローラが忽然と現れる。更に、組織的には対立しながらも古くからの友人である“竜の娘”、イシュタルの突然の来日に驚くアン。“手稿”が引力となりあらゆるものが錯綜してゆく中で明らかになる、彼女たちの真の目的とはー。そして今、神秘のベールに包まれた真実が解き明かされる。さらなる多重奏へ遷る壮大な音楽ファンタジー第3弾。
パガニーニ(op2)パガニーニ(op2)
秘密結社プリウレ・ド・シオン団の総長を務めるフィーナに下った“聖クロティルデ計画”発動の令。それは組織のある悲願を成就させるための計画であった。突然の発令に戸惑う彼女であったが、実行を決意する。そしてその決断の裏には、かつて“アヴィニヨンの魔女”として罵られ生きていたフィーナに救いの手を差しのべた、かけがえのない親友の存在があったー。音楽と歴史がミステリアスに交錯する、切なくも美しいファンタジー第2弾!
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