著者 : 豪屋大介
春の訪れを待って、ついにシレイラ王女は動いた。魔王領総侵攻計画“黒の場合”、秘匿名称“フェラール”が発動、ランバルト軍精鋭を主力とする人族連合軍20万が国境を越えて魔王領に雪崩れ込む。目的はひとつ、魔族の殲滅…。高校生総帥、小野寺剛士は人魔混成軍を率いてこれを迎え撃とうとするが、その兵力は連合軍の4分の1…絶望的な状況の中、彼に打つ手はあるのか?世界を裏から操る少女、ほのかが見守る中、人族と魔族の最終決戦がブラントラントの大地を血で染める。興奮必至の大戦略大河ロマン第7弾!はたすべきちかい、その業は人であるものの身には重すぎるのかも知れない。
「ドラゴンでウルリスを叩けないかな」敵国の王都を、空から奇襲しようという大胆プラン!開き直るとちょっとスゴイ高校生総帥、小野寺剛士ならではの作戦を実行すべく、魔王領は動き出す…ちんちくりんな17歳が大陸に波乱を巻き起こす大戦略ロマンもついに第6巻目。今回は鳥肌モノのスペクタルアクション巨編であると同時に、登場人物の複雑な絡み合う想いが少しずつ明らかにされる、物語のターニングポイントにもなってます。人間でありながら魔族を率いて戦う小野寺剛士、彼を駆り立てる想いの底にあったのは…ここ、男泣き必至!こころにふるさとを抱く者、それぞれがすべてを賭けて激突する。
「わたしはおまえの嫁になりにきたのだよ。しっかり子供も産んでやるぞ」。人族の国、ランバルトと戦争真っ最中の魔王領。その総帥、ちんちくりん高校生の小野寺剛士に突然の大胆プロポーズ!コレバーン連合王国第三王女、フィラ・マレル殿下は本気だった。その背後には、膠着状態に陥りつつある魔王領・ランバルトを巡る、周辺各国の錯綜する思惑が…物語は大陸全土にスケールアップ、一高校生の(いろんな意味での)限界に挑戦するドタバタ大戦略大河ロマン第五弾。
高校生ジュブナイル作家、小野寺剛士は思う。学祭実行委員長と作家の兼業は正直、目が回るが、自分が必要とされている忙しい日々を、彼は嫌いではなかった。なにより、彼には、ほのかがいた。-そしてそんな日々が、いつまでも続くものと思っていた。人気大河ロマン第四弾は、驚天動地の新展開であなたの常識に挑戦する!まぼろしを笑うものはそのかがやきを知らない。
「やられたら、やりかえすってことさ」剛士君いきなりのご乱心!?魔族の国の総帥となった小野寺剛士君、第二次セントール会戦で失った戦力の補充も待たずに、人族に攻撃をかけようというのだ。勝算はあるのか?それとも追い詰められたあげくのヤケクソか!?人族のエリート部隊、王立特務遊撃隊は魔王領の奥深くまで潜入していたが、魔王領の主力が出撃したとなっては自由に動けない。前線基地、マリウクスに帰投しようとする指揮官、ゴローズであったが、彼の前に過去の悪夢が立ち塞がる。悪夢は、少女の姿をしていた…話題沸騰、前代未聞の高校生大河ロマン第三弾。
“祖国を守れ、愛しき者を守れ、汝ら〜”(本当に守れたらいいんだけどな)勇ましい軍歌とは裏腹に、ここ数年負け続けの魔王領には問題山積み。勢いで総帥になってはみたものの、元・高校生、小野寺剛士にしてみればとほうにくれるばかり。敵国である人族の国、ランバルトも戸惑っていた。人族の裏切り者、剛士の奇策によって予定外の損耗を被った軍を立て直す必要がある。時間稼ぎに駆り出されたのは王立特務遊撃隊。破壊工作、誘拐、暗殺なんでもござれ、神出鬼没の独立部隊…。異分子である剛士によって、少しずつ世界の歯車が狂い出す。魔族と人族の過去が絡み合う大逆転大河ロマン第二弾!かえらざるときを想って、人は己の運命を狂わせる。