著者 : 赤城毅
帝都少年探偵団帝都少年探偵団
震災の爪痕残る帝都東京。逞しく生きる少年スリ団の頭目・渡は妖眼の怪紳士との遭遇をきっかけに奇怪な事件の渦中に巻き込まれる。睡り男に連れ去られた仲間、血塗られた刃を手に夜歩く少女、私立探偵木暮十三郎の助けを借りて闇に息づく魔人の野心を挫くべく渡は奇想天外な冒険に乗り出す。ゆけ帝都少年探偵団、怪奇をあばけ。
吼える海流吼える海流
ときは大正、花の巴里。薔薇色の人生に別れを告げて冒険児伊集院従吾、南海に発つ。美女と美少女引き連れて、飛ばす愛機は複葉機。行く手を遮る魔人を討てと抜くは名刀菊一文字。科学も魔術も蹴散らして、唸る銃弾、火を噴く飛行船(ツエッペリン)。来たぞ我らの痛快冒険活劇浪漫。
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