著者 : 輪くすさが
十人目のウトナピシュテヌとなった神宮寺は、監視の意味も込めて辺境魔法学校で働いていた。魔法先生の目的であった十人目が誕生した今、新たな生徒は必要がないはずだったのだが、何故か再び学生募集をするという話になる。神宮寺は今度は教師役として、辺境魔法学校の授業に参加することになった。すると、かつての学友の月形と嘉納から、それぞれある生徒を気にかけてほしいと頼まれる。何やら裏事情があると察するのだが、学生募集の真意はわからないまま。神宮寺は過去の自分たちと重ねながら、生徒に接していくのだがーー。
マジチェフェルにより小清水は脱落し、生き残った生徒達も、蒼井をはじめとして多数が大怪我を負っていた。治療のために授業は一時中断され、臨時休校となる。神宮寺は怪我なくマジチフェルを終えていたが、辺境魔法学校の残酷な現実を目にして、意識が変わりつつあった。ある日、神宮寺は月形に誘われて魔術儀式を手伝うことになる。儀式中に寄ってくる『地を這う者』の退治を頼まれた神宮寺は、加納とともに異界の存在に挑むのだがーー。青年は魔道師になれるのか。少しずつ、審判の時が迫り来ていたーー。
公式に魔法が認められて、魔道師が存在する世界。戦争に傾く世界情勢の中、新たな軍事技術である魔法を持つ魔道師は法で裁かれることなく、強大な力を持っていた。そんな中、「辺境魔法学校」と呼ばれる魔法学校が存在する。年齢・学歴・犯罪歴不問。入学金及び授業料無料で、通常は修得に十年かかる魔法を、たった三か月で教えてくれるという。魔道師に憧れる神宮寺誠は置き手紙だけ残して家を飛び出し、死亡率八割といわれる入学試験を受けに向かう。だが、夢見た世界とは違い、そこでは厳しい現実が神宮寺を襲う。魔道師になれるか、死ぬかー。生き残りをかけた学校生活が今、幕を開ける。
“鉄錆山脈”での死闘と、帰還の後。ウィルを待ちうけていたのは、めでたしめでたしの幸福な日々でなく、おそるべき更なる脅威でもなく…なんてことはない、ありふれた日常の日々だった。頼れる戦友、剣士レイストフとの友誼と決闘。吟遊詩人ビィと、雪積もる魔法の森での冒険。あるいはいにしえの、無敵の巨人との戦い。そして、灯火の神との祈りと対話。-これは聖騎士の綴る、ひと冬の日々の記録。
6レベルまでの魔法やアイテム等を見やすく一覧化し、改訂戦闘特技等サプリメントやデータブックの追加ルールも網羅! これまでのルールブックと併せて使う事で低〜中レベル帯のプレイが深化する“EX”な一冊だ!
国産ナンバー1の人気を誇るTRPG「ソード・ワールド2.0」のルールブック2が、装いも新たに登場。新種族「ハイマン」と新要素を追加! もっと使いやすく&遊びやすく。進化するSW2.0の世界を見逃すな!
大人気ファンタジーRPG『ソード・ワールド2.0』を遊ぶための最初の1冊「ルールブックI」がパワーアップ! 戦闘ルールを中心により遊びやすくなった他、新種族「シャドウ」も加わり、冒険の世界が更に広がる