著者 : 鈴木良武
「すべてはガンダムファイトの体制を護るための作戦だった」オーギン首相から、衝撃の事実を聞かされたドモン・カッシュ。マスター・アジアの下での修行も、デビルガンダムの製造も、父であるカッシュ博士とともに練られた計画だったのだという……。父に対する怒りを乗り越えて、ドモンはデビルガンダムとの最後の闘いに挑む。待ち受けるのは生か、それとも死か──!?
アフリカの赤い砂漠で、師であるマスター・アジアとの闘いに敗れ去ったドモン・カッシュ。彼は傷ついた体と心を癒すため、カンチェンジュンガの山麓へと戻っていた。だが休息も束の間、ネオフランスのガンダムファイター、ジョルジュ・ド・サンド搭乗のガンダムローズが現れる。新たな敵を前に、ドモンは立ち上がった!
四年に一度のガンダムファイトの年、ドモン・カッシュはネオジャパン最高権力者のオーギン首相から、地球へ逃亡したデビルガンダムの破壊を命ぜられる。その報酬は、冷凍カプセルで眠り続けている父の解放。だがデビルガンダムを操縦しているのは、ドモンの兄だった。葛藤するドモン。そしてガンダムファイターとして立ち上がった彼の前に現れた者とは?
人間を捨てて魔獣と化したデューブを倒したグリントは、グロウリイに復讐するため、ザイトへ戻った。だが、グリントの剣に傷ついたグロウリイは、冥府の大神ハーディの力を借りてその魂を魔獣剣士ゴーラに宿らせた。そして、遂にハーディも自らの力を直接行使する。宿命の闘いの中でグリントたちが知った恐るべき創世の秘密とは-。神話世界の超英雄譚、ここに完結。
魔獣プレガントの力により、超人的な力を身につけて蘇ったグリントの首に、デューブは賞金をかけた。自らも兵を率いて執拗に迫るデューブ。やがて、二人は再び剣を交えるが、再生したグリントにとって、ただの人間にすぎないデューブの剣は児戯にも等しかった。だが、グリントの剣がデューブの命を絶たんとした時、恐るべき魔獣剣士ゴーラが現れた。超英雄譚、待望の第二弾。
世界はいまだ混沌としている時代。捨て子だったグリントは、人々から魔獣と恐れられているプレガントに拾われ、育てられた。かつて世界の創造に助力したプレガントの一族には、創世神ジェネシスより死者再生の力が与えられていたが、それを快く思わない冥府の大神ハーディは、死獣や魔獣を操り、グリントたちを執拗に狙っていた-。神話世界に展開する超英雄譚、第一弾。