著者 : 青猫草々
押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。 2押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。 2
「リーン様はマイヤの大切なだんな様で、師匠なのですよ」戦うことをやめた英雄リーンと、自身の価値を認められなかった獣人の奴隷少女マイヤ。ひょんなことから始まったちぐはぐな共同生活と、竜の襲撃から街を守った事件を通して、2人は再び自らの人生に向き合い始める。生きることへの執着を取り戻したリーンは、人竜戦争の激戦で蝕まれた身体の治療のため、“勁”の師である女性ミナヅキの行方を探していた。その手がかりを求め訪ねたのは、リーンにとって懐かしくも苦い記憶の残る故郷カツィカ。かつて竜に灼かれた地で、リーンとマイヤを待ち受けるものとは…?
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