著者 : 青砥あか
王太子バルトに求婚されたシルフィア。大好きな彼の妃になりたいけど、料理に掃除、政治の勉強で大変!たくさんの課題をこなし、夜になればバルトが寝室に…。「早く君を抱きたい」とキスや愛撫はするのに、一線は越えないもどかしい関係。王太子妃と認められ、ようやく結ばれる夜が!抑えていた欲望に身を任せ、激しく求めあう二人。溺れるほど幸福な新婚生活がはじまった。
王女ユリアーネが結婚したオスカーは王家を管理する王室審問官。冷たい瞳で誰にも心を許さない雰囲気だったのに、二人きりになると箍が外れたように強く抱き締めてきて!激しい口づけと巧みな指先。全身に快楽を刻まれ、身も心も蕩けてしまう。「あなたを絶対に失いたくない」夫なのになぜそこまで必死になるの?執着するオスカーの過去を知ったがため、陰謀に巻き込まれて!!
伯爵家に嫁いだリリー。切れ長の青い目と銀縁眼鏡が似合う夫は王族付きのお医者様。普段は真面目な人だけど、子供が欲しいと懇願したら豹変!?「医者に任せなさい」と敏感なところを触れたり舐めたり。焦らされての言葉責め。屋外や病院で羞恥プレイ。媚薬を塗られおねだりまでさせられたり。恥ずかしいけれど体が蕩けてしまって逆らえない。変態な旦那様と若奥様の甘い結婚物語。
穏やかで気品のある美青年、落ちつきと怜悧さをあわせもつ素敵な軍人リカルド。結婚するため彼を誘惑することに…。真面目な人だと思ったら大胆に触れてきて、「誘ったのはそちらでしょう」耳をくすぐる囁き。荒々しいキス。執拗な愛撫。すべてが初めての経験なのに、私は心も体も求め始めてしまう。甘い関係を重ねても結婚話は進まない。そこには何か思惑があるみたいで…。
「たっぷりと嬲ってやろう」元令嬢フィオナを引き取ったのは、かつて使用人だったアルバート。愛人兼メイドとして買われ、休む間もなく淫靡な悪戯やお仕置きを!しだいに愉悦を覚え始めるフィオナ。逃げ出したいのに、ときおり恋人のように優しく抱かれて育つ淡い恋心。私はどうすればいいの?歪んだ関係の先にある二人の想いとは!?濃密至高のヴィクトリアン下剋上ロマンス!