著者 : 館田ダン
夫婦だもの。なにがあっても、一番の味方よ。 新学期。 水樹家で過ごした夏の思い出に浸りながら登校する俺、綾小路和斗(あやのこうじかずと)は学校である人物に出会った。 それは「スター☆まいんず」のメンバー・清川綾音(きよかわあやね)。 なんだろう、彼女の俺を見る、このねっとりとした視線は……! 奈々(なな)の提案で俺は「スター☆まいんず」のメンバーに挨拶することになるんだけどーー 「安心して。なにを言われたとしても、私は和斗の妻であり、一番の味方だから」 その言葉に安心していたのか。 俺と凛香(りんか)のある姿を、綾音らに見られてしまい!? 「清川……これは、この状況は……!」 「だまらっしゃい! この悪魔め!」 なぜか、凛香をめぐって俺は綾音と文化祭で勝負をすることになり……!?
夏休みを水樹家で過ごす俺、綾小路和斗は父の連絡で一度帰宅することに。だが当の父はいなかった。代わりにいたのは、夏だというのに着る毛布で全身を包んだ女の子。聞けば彼女は義妹で!?そんな彼女を凛香に紹介することになり…「小森梨鈴。この子は私と同じ、スター☆まいんずのメンバーよ」なんと衝撃の事実が判明!しかし尊敬する凛香の『ネトゲで結婚=現実でも夫婦』という考えに納得できない梨鈴は、凛香に反発してしまい…。「ネトゲは、所詮ゲーム」「私たちの世界を、否定することは許さないわ」果たして夫婦(仮)の絆は義妹に認めてもらえるのかー!?
俺を推してくれる女の子がいるなんて、思ってもなかった。 文芸部、廃部の危機。 居心地の良い場所を守りたい俺は、 幽霊部員だった檜原由女と活動実績を作ることになったのだが、 「あなたのことがーー好き、だよ?」 唐突に、告白を受けてしまった。 部活やゲームをして段々近づいていく俺たちに、 大人気ボーカル、花房憂花(俺の推し)の様子もおかしくなっていきーー 「あんたはこの夏、憂花ちゃんと花火大会に行くの」 えっ、推しからお誘い、二人きりで夏祭り!? 推しとオタクの素直になれない両片想いは、新ヒロインの登場で急展開! 005 プロローグ 推しがブログを書きました。 008 第一話 推しとラインを交換した。 026 第二話 推しに告白しました。 038 第三話 推しと心理テストをした。 056 第四話 推しとちょっとだけ会話しました。 071 第五話 推しがクマ太郎と喋りました。 089 第六話 推しのランニングに付き合った。 109 第七話 推しにラブレターを渡しました。 125 第八話 推しとご飯を食べた。 146 第九話 推しとアニ森をプレイしました。 162 第十話 推しと電話をした。 178 第十一話 推しが女同士の口喧嘩をした。 196 第十二話 推しをちょっと怒ってしまいました。 216 第十三話 推しと夏祭りに行った。 240 第十四話 推しにフラれました。 257 インタールード 267 第十五話 推しの推しと女の喧嘩をしました。 287 エピローグ 推しを校舎裏に呼び出した。 316 あとがき
同級生兼人気アイドル、兼ネトゲの嫁。そんな水樹凛香の一途すぎる気持ちに応え、晴れて恋人になった俺、綾小路和斗。しかし人気アイドルの凛香は忙しい。ネトゲでしか会えない日々が続く中、凛香は突然俺の家に泊まりに来て!?パジャマ姿にドギマギしたり、同じベッドで眠ったり…心臓が持ちません。そんな凛香の夫婦としての振る舞いは留まることを知らず。「そもそも、別居してる今の状況がおかしいのよ」こうして俺は、夏休みの間ずっと凛香の家で一緒に暮らすことに!?更に凛香は、俺のことをとにかく甘やかそうとしてきてーネトゲで夫婦、現実でも夫婦(仮)。悶絶必至の青春ラブコメ、待望の第2巻!
クソみたいな現実でも、推しさえいれば生きていける。 俺の推しは、ネットで人気の音楽ユニット『満月の夜に咲きたい』のボーカル・U-Ka(ユーカ)だ。 ある日、彼女の配信に映ったのはーー学校一可愛い俺のクラスメイト、花房憂花(はなふさ ゆうか)だった。 クラスメイトとはいえ、推しのプライベートにオタクが干渉しちゃ駄目だ! なのに、なぜか花房は俺に近づいてきて!? 「ちょくちょく、遊びに来るから」 立場を超えた交流が始まり、俺一人だけだった放課後の部室が、推しと二人の空間になっていく。 俺しか知らない推しの一面がだんだんと増えていきーー 人気ボーカルと、陰キャオタク。格差があった二人が近づく、両片想い青春ラブコメ。 005 プロローグ 推しに関するブログを書いた。 007 第一話 推しがクラスメイトだった。 015 第二話 推しには裏の顔があった。 036 第三話 推しから呼び出しを食らった。 050 第四話 推しにチャリをパクられた。 063 第五話 推しはジタリアンだった。 081 第六話 推しと相思相愛だった。 102 第七話 推しは一枚上手だった。 116 第八話 推しとハイタッチをした(してない)。 132 第九話 推しとお菓子を食べた。 147 第十話 推しにインタビューした。 168 第十一話 推しを助けようとした。 189 第十二話 推しが肩こりになった。 207 第十三話 推しにジュースを捨てられた。 223 第十四話 推しの愚痴を聞いた。 236 インタールード 242 第十五話 推しの曲を聴けなかった。 256 第十六話 推しに別れを告げた。 268 第十七話 推しと握手をした。 289 エピローグ 推しと口約束を交わした。 311 あとがき
ごく平凡な男子高校生の俺、綾小路和斗には嫁がいる。ただしネトゲの。今日もそんなネトゲの嫁とゲームをしていたら…『私、水樹凛香』なんと彼女が、憧れの人気アイドルだと判明!しかも俺と凛香は同級生。『男嫌い』と噂される同じクラスのアイドル兼ネトゲの嫁は「-これからは、リアルでも一緒に居られるわね」「えっ」現実でも俺の嫁として振る舞い始めて!?「夫の健康管理も妻の役目…お弁当、食べてね!」「この子たちは誰かしら?」お弁当を作ってくれたり、時には他のネトゲのフレンド(男)に嫉妬したり…クールだけど愛が重い『嫁』と過ごす、悶絶必至の青春ラブコメディ!
幼馴染の神野毬萌は、チートレベルの天才と評判の美少女だ。しかし何故か俺の前でだけ、天才と紙一重の突拍子もない行動力で突如ポンコツに変貌する。「にははー、コウちゃんありがとっ!」そんなあいつを陰ながら助けてやるのが俺の日常だ。4月から生徒会長に就任した毬萌を補佐するべく、幼馴染の腐れ縁で俺も副会長になることに。だが、ある日俺が後輩の冴木花梨に告白されてから、幼馴染の距離感に変化が訪れた。俺の前でも完璧なままでいようと、必死に無理をする毬萌。「コウちゃんに幸せになってほしいんだもん」と涙を見せるお前は…なんで俺の前でだけそんなスキだらけなんだよ。