著者 : 駒宮十
神獣札のかりそめ主 十二のあやかしと猫神の契約者神獣札のかりそめ主 十二のあやかしと猫神の契約者
両親の海外赴任で、中学生の七尾ちあきは獣医の兄とふたり暮らしを始めることになった。その住まいに謎の男たち・猫宮十九朗と常葉が訪れたとき、異変は起こる。彼らの探していた、十二のあやかしが宿る札の封印が解けてしまったのだ。力を失っていたあやかしたちはちあきの兄の生命を盗み、街中に散ってしまう。死の危険が迫った兄に、十九朗は自らの命の半分を貸すと決断する。その代わり、ちあきに「札のかりそめの主」となり、あやかしと兄の魂を集めるよう要求しー?
華陽国後宮史 龍は桃下に比翼を請う(1)華陽国後宮史 龍は桃下に比翼を請う(1)
ただ、もう一度会いたかったー華陽国大将軍の娘・凛瑛は、父の命で後宮の妃選抜試験に潜入する。襲撃による譲位後、不穏な後宮で皇帝・宗煕の護衛をするために。凛瑛にとって宗煕は、密かに慕うかつての師兄。だが、ようやく会えた彼に昔の面影はなく「いますぐ帰れ」と突き放されてしまう。それでも彼を守りたいと後宮に残るが、試験中次々事件が起こり、やがて凛瑛自身も狙われて…!?烈々たる中華後宮物語・開幕!
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