著者 : 高梨ひかる
魔力の使えない魔術師 4魔力の使えない魔術師 4
前世の友人であり、ダイチの父親でもある魔王とも邂逅を果たしたユリス。魔王からこの世界の理と自分の前世に関わる過去の因縁を聞いたユリスは、魔王を求められるまま倒すべきであるのかどうかを迷っていた。だが、魔王打倒を求める神子や神殿の者は次々とやってくる。その中にはルルリアもいた。仲間であるはずのルルリアが神殿の者と一緒に来た本意は?神殿の求める勇者とは?本当に倒すべき相手は魔王?真実を解明するために、魔力の使えない魔術師は、仲間たちとともに、世界を救う最後の決戦に挑むー。
魔力の使えない魔術師 3魔力の使えない魔術師 3
神子により自分の意思を失ったユリス。操られ、次に彼が目覚めた時には、勇者の一人である、みゆきがいなくなっていた。魔王を倒すのを優先すべきか、それともみゆきを捜すことを優先すべきか。岐路に立たされたユリスは決断を迫られる。みゆきは一体誰にさらわれたのか?魔王を敵とするのは同じであるのに、なぜ神子はユリスを操ろうとしたのか?神子を通して、神殿は彼らに何をさせようというのだろうか?謎が謎を呼ぶ中、ユリスは前世の自分の娘であるみゆきを助けるべく、残った勇者のダイチとともに行動を起こすのだがー。
魔力の使えない魔術師 2魔力の使えない魔術師 2
父と話し合い、家族を大切に思い始めたユリス。行方不明の従兄弟サルートの行方を気にかけていた彼の元に、同僚クララの不調の知らせが届く。見舞いに行った彼を待っていたのは、意外なクララの姿だった。大切な家族を守るため、クララを無事に従兄弟のもとへ返すため、ユリスは彼女を連れてある行動に出る。守るものは同じであっても、掛け違った運命に翻弄されるユリスたち。そして彼は、重大な選択を迫られることになる。そしてユリスは、黒騎竜ノエルと共に勇者の従者に。魔力の使えない魔術師の、勇者と共に世界を救う旅が、今始まるー。
PREV1NEXT