著者 : 鬼ノ城ミヤ
異世界に召喚されたアラフォー料理人・斉藤剛は、その料理の腕を活かして屋台を営業しながら旅をすることに。次にツヨシ達が訪れたのは春の気候の町サハル。ツヨシが作る異世界の食べ物に惹かれて、次々にお客が訪れる。そのなかには、いろいろな事情を持つ客もいてー?モンスターに畑を荒らされて困り果てた村人、売れなくなったパン屋を助けたい少年に、何を食べてもまずいとしか言わなくなった娘を笑顔にしたい婦人。ツヨシの作る美味しい料理と人情に、異世界の人たちが癒されていく。じんわり心温まる、異世界屋台グルメファンタジー、第二幕も営業開始!
大貴族である父から勘当されたサファテは、行き着いた辺境の廃村を「リバティ村」と名付けると、魔法学校の元同僚のエルデナ達とともに新たな暮らしを始める。村の開拓を進める中でサラマンダー騒動を解決した功績により王都から辺境子爵に任命されると、観光資源である温泉を活用するなど領主として開拓を着々と進めていく。地下迷宮魔人ジャンバレアや戦闘魔人リルポップと想定外の仲間の加入はありながらも、順調に村興しをしていくサファテだったが、そんな中リバティ村の北にある辺境都市バトコンベ領内で謎の巨大魔獣が発生し、リバティ村へ向かってきているという報せを受ける…。サファテ達はリバティ村を守れるのか!?
長年争い続けてきたクライロード魔法国と魔王軍だったが、ウルフジャスティスのマスクで正体を偽ったフリオたちの活躍によって休戦協定が結ばれ、平穏な時間が訪れていた。そんなフリオ一家の上空へ、突如、メイド服を着た謎の女の子が現れる。明らかにこの世界のものではない魔法で存在を隠蔽していたものの、その高度な魔法のせいで、空を飛んでいたワインと激突してしまう。タニアライナと名乗った彼女だったが、激突した際の衝撃で、フリオ家に来た目的を忘れてしまったようでー?
斉藤剛はかつて大阪の一等地に店を構えるほどの料理の腕を持っていた料理人。しかし彼は、金目当ての詐欺師に騙されたせいで店を失い、今は田舎街でほそぼそと小さな料理屋「えにし亭」を営んでいた。そんなある日、謎の声を聞いたツヨシは、いきなり異世界に飛ばされてしまう。「ここで出会ったのも何かのご縁、ってな」ツヨシは異世界で出会った、奴隷商に売られそうだったエルフの少女、いかにも訳ありな関西弁ロリッ子、そして巨大な魔獣犬をお供に、キッチンカー仕様の屋台で「えにし亭」を開く。すると、いつのまにかツヨシの作る美味しい料理が異世界で話題になっていきー。アラフォー料理人が異世界で人生再スタート!異世界屋台めし「えにし亭」ここに開店!
双子の姉弟が誕生したフリオ一家。そんなフリオたちの元へ舞い込んできた依頼は、休暇を兼ねてお忍びで視察を行う姫女王の護衛。キノーサキ温泉へと足を運んで、さらに賑やかになった家族旅行を満喫していた。一方の魔王・ユイガードは、しつこい反乱軍に嫌気が差し、ついには姿を消してしまいー!?
いつものように朝食の用意をしていたリースは、自身の不調に気づく。心配したフリオが魔法で診察すると、なんと妊娠していることが発覚!さらに、牙狼族の妊娠から出産までの期間が短いことまで判明。慌ただしいながらも、皆の助けもあり、無事、女の子・エリナーザと男の子・ガリルの双子の姉弟が誕生する。新たな家族が増え、成長の早い姉弟を見守るフリオたち。出産祝いとして姫女王に雪山ダルイセンのロッジへ招待されー!?
広大なパルマ王国の首都・王都パルマの大貴族、グリード家次男サファテ・グリード。権力を振りかざし、やりたい放題の家族とは違い、魔法学園の教師として真面目に働き、勇敢な青年だが、庶民から法外な税を取り立てる傲慢な父親に意見したことで怒りをかい、学園どころか王国、辺境都市からも追い出されてしまう。魔法学校の同僚・エルフのエルデナと、猫人メイドのウーニャ共に行き着いた先は、森の奥で廃屋になった誰もいない宿場町だった…。元貴族の青年が、『仲間たち』と巻き起こす心温まる辺境生活記!「小説家になろう」発第5回ネット小説大賞受賞作。
フリオが立ち上げたフリース雑貨店の名声は、姫女王からの困難な依頼を難なくこなすことで、瞬く間に各地へと広がっていた。そんなある日、フリオは行き倒れていた女性・ワインを救出する。空腹の彼女に肉を譲り渡したところ、ワイバーンであることが発覚。恩義を感じたワインは、フリオたちに同行することを宣言!居候の増えたフリオ家に舞い込んだ姫女王からの新たな依頼は、カルゴーシ海岸への救援を要請するもので…!?「小説家になろう」発、チートだけどまったりな異世界ライフ、第3巻!
異世界に勇者候補として召喚され、レベル2からチートになったフリオは、伴侶のリースや、友人のバリロッサたちと共に日々の暮らしを謳歌していた。製作した武器や魔法具を売るために街を訪れたフリオは、街中にある雑貨屋が閉店しているのを見つけ、ある夢を持つ。一方、フリオの足取りが掴めないことにしびれを切らし、自身で捜索を始めた魔王ゴウルは、ついにフリオと再会する。-そして、バリロッサとも。再会を喜ぶゴウルだったが、弟・ユイガードの謀反の報せを受け、急遽城へ戻ることに。人族に侵攻せず、たびたび街へ繰り出すゴウルに対し、自身こそが真の魔王と謳うユイガード。真の魔王は果たしてどちらなのか。決闘の儀が始まるかと思われたそのときー「うむ、よくわかった。ワシは魔王を引退しよう」魔王もスローライフ、はじめます。「小説家になろう」発、チートだけどまったりな異世界ライフ、第2巻!
異世界のクライロード魔法国に勇者候補として召喚されたバナザは、その能力が一般市民と同程度だったため、勇者失格の烙印を押されてしまう。手違いにより送還されなかったバナザは元の世界に戻れなくなってしまいー!?やむなく異世界で暮らすことになってしまったバナザは、森でスライムを撃退した際にレベルアップを果たす。その瞬間ー「なんだ…!?この∞って?」レベル2となったバナザの能力値が、すべて「∞」-あらゆるスキルや魔法を習得し、すべての能力値が破格のものに変わってしまっていた!にもかかわらず、異世界ではこれが普通だと勘違いしたバナザは、国から身を隠して生きるため、フリオという偽名を名乗る。仕事をもらうべく向かった冒険者組合で、フリオは魔族のフェンリースと運命的な邂逅を果たし…!?「小説家になろう」発、チートだけどまったりな異世界ライフが開幕!