著者 : 鬼猫
ラノベも俺も好きなギャル(1)ラノベも俺も好きなギャル(1)
【夜田】 「つか、なんのラノベ読んでるの?」 振り向くと、制服を着崩した美少女ギャルの妻川さんがいた。 昨日までクラスの隅でラノベを読んでいた俺は、彼女と関わりがなかった。 「あたしのクラスにねずまよがいるんだけど。やったー♪」 オフ会で出会ったラノベ読みの同志が彼女だったのだ。 「今日、めちゃくちゃ楽しかったんだもん! 付き合おーよ」 出会った初日に告白もされてーーでも、俺は三次元にぜってえなびかねえからな! 【妻川】 私のラノベ感想についた彼からのリプライで、元 気になるギャルがここにいることを、彼は知らない。 オタクの妄想みたいに、あんたをオトすから! ラノベで繋がる甘々ラブコメ。
PREV1NEXT