著者 : 鷹野久
招福招来 福を招くと聞きまして。招福招来 福を招くと聞きまして。
売れっ子作家だった祖父・延呂宇が亡くなった。祖父に憧れて作家になったものの、デビュー作以降一作も書けていない祥太郎は、祖父の仕事場を相続することに。京都の山間に建つ立派な日本家屋の仕事場を訪れると…「儂は縁起物の神である。おぬしは延呂宇の跡を継ぎ、儂と招福活動をするのだ」なんとフクロウが話しかけてきた!?客の来ない映画館、頭が良くなりたい少年、恋人と仲直りしたい兄ー。縁起物と人を結んで福を呼ぶ、京都福招き奮闘記。
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