著者 : 黒九いな
蘆屋捷斗は毎日何かしらの超人からの挑戦を受け、勝ち、落とす学園生活を続けていた。そんな時、臨海学校の一環でチーム戦のバトルロワイヤルが開催されることになった。水着だキャンプだとはしゃぐ凛音達を余所に、今度こそ“世界を変革する兵器”への糸口を掴もうと考える捷斗だったがーー。あらゆる超人、そして凛音すらも薙ぎ払う、“魔術を使う超人”の少女・李桜陵が現れてーー。捷斗すらも殺せる少女をどう落とせばいいのか!? 究極の学園バトル&ラブコメディ第2弾!
魔術師の名門・蘆屋家に生まれながらも、出来損ないとされていた捷斗に指令が下された。『超人』の集まる学園に潜入し、その能力を探ること。何のリスクもなく特殊能力を扱える『超人』の出現により、裏から世界を牛耳ってきた魔術師たちは弱体化を余儀なくされていたが、反撃の糸口を探るため捷斗が捨て駒に選ばれたのだ。圧倒的な超人の能力の前に、捷斗の魔術など通用しないはずだった。しかし捷斗は、出来損ないとされた日から修練を重ね、万能の魔術師へと成長しておりーー。どんな超人も魔術で陥落する、究極の学園バトル&ラブコメディ!
ジンの故郷で新たに討伐屋稼業を始めたジンとエイン。しかしそこで問題が二つ。「死ね」というだけで相手を木っ端微塵にする『通り魔』と呼ばれるものの出現。そして、その対策のため三人以上のパーティでないとクエスト受注が認められないということ。『通り魔』の正体も気になるが、クエストを受注できないと経済的に厳しい。そんな時、ジン達に声をかけてきたのは魔術師のカシア。魔術の材料調達のためパーティに加えて欲しいというのだがーー。最弱のスキルを持つ少年のアクションファンタジー第2弾!
討伐屋になって二年。未だに最低のF級のジンは、ギルドで憐憫の目を向けられても、頑なに単独クエストを続けていたが、C級装備の美少女エインに「秘密をバラす」と脅され彼女とパーティーを組むことになってしまう。しかし、楽勝のクエストのはずが、D級の粘竜に繁殖対象として襲われ、エインはあっさり貞操の危機に! やむなくジンは“あの力”を発動させるのだがーー。その"必殺"は無意味!? 最弱のスキルを持つ少年のアクションファンタジー!