著者 : 黒狐尾花
姫陰陽師、安倍晴明 〜平安あやかし草子〜姫陰陽師、安倍晴明 〜平安あやかし草子〜
数々の逸話を残す史上屈指の陰陽師、安倍晴明。その晴明が、もし女性だったらー。法師陰陽師として、自由気ままに暮らしていた若き晴明。久しぶりに都に戻ってくると、師匠の賀茂忠行が急に体調を崩してしまう。大内裏で何か起きていると気づいた晴明は、自らを男と偽り、宮中に入り込むのだが…。陰陽道の師・忠行。兄のような賀茂保憲。晴明に寄り添う妖狐・雨暗。生意気な天才・蘆屋道満。そんな平安の優男たちとともに、女・晴明は怪異に挑んでいく。
学園陰陽師 安倍春明、高校生。 陰陽師、はじめました。学園陰陽師 安倍春明、高校生。 陰陽師、はじめました。
現代の陰陽寮『宇羅乃僚学園高等部』。賀茂家、土御門家、田村家…様々な名家の跡取りである少年少女が青春を謳歌する学舎である。「春明、わしの名を呼べ。そうすれば縁はおぬしに移る」稀代の陰陽師・安倍晴明の末裔・安倍春明は、平安京を恐怖に陥れた伝説の鬼・酒呑童子の化身である美女・柊と偶然出会い、彼女との口移しによる『血の契約』を結んでしまう。それは、柊を式神として使役し、安倍家の当主になることを意味していた…。「なんじゃ春明。おぬし、高校生にもなるのに接吻ははじめてだったのか?」柊を従えた学園生活は、『九尾の狐』の影を呼び込んでしまい…!?現代の陰陽学園ストーリー開幕!
逢魔ヶ時あやいと倶楽部 召喚少女の守護人形逢魔ヶ時あやいと倶楽部 召喚少女の守護人形
雪のように白い肌。黒檀のように黒い髪。血のように赤い唇。その美少女の名は、紫榊銘といった。彼女は、感情が高ぶると、無意識に妖怪を“召喚”してしまう体質であった。制御できない妖怪に狙われる銘。そんな彼女を守るため、『弁慶』と名乗る少年が付き従う。彼の正体は、“社人形”-少年の姿をした対妖怪用呪術戦闘機。銘の日常が、『非日常』に変わるー。これは、不思議な学園異能奇譚。
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