著者 : 黒銀
戦闘狂の前に現れたるは邪神、そしてーー黒鉄(くろがね) 異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。 そんな彼と同じくS級冒険者であり、現転生神でもあるゴルディアーナがふたたびまみえたのはーー『武神』ハオ。 ひとりの武人として、ただ強者を求める2人の激闘の行方は……。 そして十権能を束ねるエルドと激突したケルヴィンとケルヴィムは、これを撃破。 だがエルドの死が呼び水となり、ついに邪神アダムスが復活することに。 時を同じくしてルキルは、邪神への対抗手段として異世界からある存在を呼び寄せる。 その存在こそ、『黒鉄』の世界に君臨する最強の吸血姫で……? 黒衣の"死神"が仲間とともに最強の道を行く、爽快バトルファンタジー第21幕!
戦闘狂が挑むは、神すら超える神! 異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。 堕天使ルキル、『死の神』ケルヴィムと共同戦線を張った彼は、ついに十権能の本拠地である白翼の地へと乗り込むことになった。 だがそれは十権能とて既知のこと。 ケルヴィンらを迎え撃つべく待ち構えるは『守護神』イザベル、『支配神』レム。そして、あのゴルディアーナすらも破った『武神』ハオ。 求めるは強敵との死闘。 そしてある者が求めるは最愛の人の敵討ち。 様々な思惑が交錯する中ーー今ここに、神話の戦いが再現される! 黒衣の"死神"が仲間とともに最強の道を行く、爽快バトルファンタジー第20幕!
戦闘狂(ケルヴィン)。相対するは死の神(ケルヴィム)--! 異世界からの転生者にして戦闘狂の"ケルヴィン"。 十権能がひとり『不壊』のリドワンを退けたのも束の間、『鍛錬』のバルドッグがセルジュへ、『魁偉』のハオがゴルディアーナへと襲い掛かる。 だが邪神アダムスの復活を目論む十権能の侵攻は、それに止まらない。 『間隙』のグロリア、『致死』のケルヴィムまでもが動き出し、戦火は世界中へと広がりを見せるのであった。 一方やられるだけで終わらないのが"死神"。 反撃の狼煙をあげるためケルヴィンは、独自の行動を続ける堕天使ルキルに接触することになり……? 黒衣の"死神"が仲間とともに最強の道を行く、爽快バトルファンタジー第19幕!
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。対抗戦最終試合の選手として舞台に上がる彼の前に立ちふさがったのは、リオンの友人・ドロシーであった。最強の魔法である「時魔法」を、世界で唯一使用できるドロシー。未だかつてない未知なる魔法の猛攻に、ケルヴィンは…?一方、新たな転生神ゴルディアーナが降臨する日。本来は白き翼の天使たちが集う叡智の間に集ったのは、黒き翼の「十権能」。かつて邪神とともに封印された堕天使たちが、己が悲願のためー動き出す。黒衣の“死神”が仲間とともに最強の道を行く、爽快バトルファンタジー第18幕!
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。彼が待ち望んでいた、学園都市ルミエストと冒険者ギルドによる対抗戦の日がついにおとずれた。冒険者ギルドの最高責任者であるシンより、候補生育成を任されていたケルヴィンもそのメンバーに選出され、集いしS級冒険者は4人。『死神』ケルヴィン、『不羈』シン、『女豹』バッケ、『紫蝶』グロスティーナ。その最強に相対するルミエストメンバーも、リオンやベルをはじめとしたS級に引けをちらぬ強者揃い。穏やかなる学び舎を舞台とし、熾烈なる激闘の幕があがるー!黒衣の“死神”が仲間と共に最強の道を行く、爽快バトルファンタジー第17幕!
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。彼は今、黒女神との決戦もかくやというほどの緊張の中にいた。その理由は、愛妹リオンと愛娘クロメル。2人の学園都市ルミエストへの入学合否結果を待っていたから。だがそれは杞憂でしかなく、リオンとクロメルは無事ルミエストへの合格を果たすのであった。そしてそんな彼女たちのために、ケルヴィン一行は西大陸へ赴くことに。さらにケルヴィンは、冒険者ギルドの最高責任者にしてS級冒険者のひとり、シン・レニィハートよりとある依頼を受けるのだが…?黒衣の“死神”が仲間と共に新天地に挑む、爽快バトルファンタジー第16幕!
セリアメアと久瀬の策略によって窮地に追い込まれたシーナたちだが、かつて異世界で相棒だったオーガの少女・カリンからの助力によって、どうにか事態を切り抜ける。現代に転生した魔術種たちによるバトルロイヤル。現時刻において生き残っているのは、エルフ、ダークエルフ、スライム、オーガの4種のみ。終わりの時は近い。騎士団や公的機関によって追われる立場となった練介はシーナとともに逃避行を図りつつも、逆転の一手を導き出す。「勝つぜ、練介」「当然だろ」戦いの終わり、共に生きていく未来を信じて戦い抜いた二人のもとに訪れるのは福音か、それとも…。
空飛ぶ大地の覇者を決める戦いは、ハルピュイアたちの王である『竜の王』と西方最強の飛空船『飛竜戦艦』が互いに致命傷を与えあう痛み分けに終わった。戦いの余波が漂う空飛ぶ大地に強欲なる商人が暗躍する。その魔の手が大地の中心へと伸びた時、破滅の光が柱となって天へと伸びた。空飛ぶ大地を襲う未曽有の激震。西方人であれハルピュイアであれ、大地の支えなくして生きることはできない。あらゆる勢力が否応なく光の柱をめぐる流れの中に巻き込まれてゆく。その頃、修復を条件に飛竜戦艦を乗っ取ったエルネスティはご機嫌で飛竜をぶん回しついでに事態の調査へと向かっていた。そうして光の柱へと接近したエルたちは知ることになる。噴き出したエーテルだと思われていたその正体を。
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。死神と黒女神が永遠に戦いを繰り返す二人だけの世界の創造ー『世界転生』を目論むクロメルを止めるため、彼は悲願であった転生神・メルフィーナの召喚を果たす。戦力はまさに互角。だが、中央海域にて暴走した機竜の乱入により均衡が崩れる。禁忌を犯したクロメルは機竜と融合し、究極の生命体へと進化。苛烈極める戦局に胸躍らせる戦闘狂が、戦いの果てに掴むものとはー。黒のローブを身に纏った重度のバトルジャンキーが、仲間と共に“最強”へと成り上がる爽快バトルファンタジー、戦いの極致へ至る第15幕!
次々と異世界の魔術種を撃破してきたダークエルフ・シーナと、その眷属・練介。だが学園内における魔術種との戦闘でRV式駆動鉄騎を無断使用したあげくに損壊させた代償は大きく、謎の人物から騎士団への呼び出しを受けることに。本部で出会ったのは、長門南駆動騎士団の筆頭RV駆操者にして若き団長・久瀬千紗人。そしてその傍らに立つのは、シーナと犬猿の仲である魔術種『エルフ』の女だった。「エルフだ!高慢ちきなクソ野郎!」「さすがはダークエルフ。粗暴ですね」思わぬところで出会った新たなる敵。一触即発の状況で、しかしエルフの眷属たる久瀬から提案されたのは、この世界を守るために協力関係を築こうというもので…?
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。世界各地の竜王達を統べ、全ての戦力が整った。天翔ける巨大戦艦エルビス。その最奥に鎮座するクロメルを討つため、彼はこれまで旅路を共にしてきた仲間と決戦に臨むー。一方、遥か上空ではケルヴィンを迎え撃つべく「最強」の使徒達が集結していた。トライセン暴走の黒幕・第10柱“統率者”のトリスタン。因縁深きパーズ元ギルド長・第5柱“解析者”のリオルド。そして、リゼア帝国皇帝・第2柱“選定者”のサキエル。かつてない強敵達がケルヴィンの前に立ちはだかるー!!黒衣の“死神”が仲間と共に黒女神に挑む、爽快バトルファンタジー第14幕!
現代日本へ転生したダークエルフ・シーナの眷属となり、彼女とともに生きていくことを決意した練介。強敵スライム種アグヤヌバを撃破した後、新たなる魔術種との戦いに備えつつも、開けっぴろげなエロス全開で迫ってくるシーナと同棲生活を続けていた。目立たないためのカモフラージュとして騎士校にも通い続ける日々。そんなある日、整備科専攻の下級生・及川万離から愛の告白を受けるが…。「へぇーえ。…浮気の報告ってことか」「安心してくれ、俺はシーナ以外のものにはならないよ」そして学校内部からは魔術種の潜む気配。討伐に向かうシーナと練介。生き残りを賭けた次なる戦いの火ぶたが切られる!
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。聖域での激戦後、復活を果たした転生神・クロメルの暴走を止めるべく、彼は更なる戦力の増強を図る。その鍵となるのは「竜王の加護」。世界各地に散った竜王を捜すため、ケルヴィンは仲間たちと“最後”の旅へ向かうのだが…?時を同じくして、神の使徒の残党が不穏な動きを見せ始めていた。クロメルによって破壊されたリゼア帝国にて、ある計画を進める第5柱“解析者”のリオルド。そして、第2柱“選定者”がついにその沈黙を破り、動き出すー。黒衣の“死神”が仲間と共に黒女神に挑む、爽快バトルファンタジー第13幕!
飛空船の登場により果てなき大空へと乗り出した人々は、やがて空に浮かぶ広大な大地を発見した。噂に導かれ冒険心から空飛ぶ大地へやってきたエムリスとアーキッドは、たどり着くなり争いに巻き込まれてしまう。戦いのさなかに飛空船から落下してしまったアーキッド。彼を助けたのは空飛ぶ大地に住まう有翼の民、ハルピュイアであった。キッドはハルピュイアと行動を共にしながら、空飛ぶ大地に眠る重大な秘密に直面する。源素晶石ー飛空船に必要不可欠な物資が大地の下に眠っているということに。鉱脈を狙って続々と上陸を果たす国々。大地を踏み均す幻晶騎士の大部隊。強欲なる商人があり、眠れる北の巨人がある。その裏では黒騎士たちが暗躍しー。そうして混迷を深める空飛ぶ大地に、ついに彼が現れる!
輝獣と呼ばれる自然脅威から日本を守る騎士候補生として学園生活を過ごす朝倉練介は、誰よりも駆動鉄騎の扱いに長け、優等生の仮面を被り、だがしかし温度のない日常に倦んでいた。そんなある日、木の上から突如彼に飛びかかってきたのは、一人の黒ギャル女子高生…もとい異世界から転生してきたというダークエルフ、シーナだった。挑発的な態度、嗜虐にみちた言葉、それでいて明るい、日だまりのような笑顔。そんなシーナに眷属として見初められた練介は、彼女とマンションで同棲を始め、やがて異世界から転生してきた魔術種たちの生き残りをかけたバトルロイヤルに巻き込まれていく。これは世界から零れ落ちた二人の、大それた神話でー黙示録だ。
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。その仲間であるジェラールは、ついにある人物との邂逅を果たした。その者の名はジルドラ。かつてジェラールの祖国を滅亡に追いやったその人物であった。亡国の、そして亡き妻子の仇を討つためージェラールは今、剣を振るう。一方その頃、聖域「揺り籠」にてケルヴィン、メルフィーナと相対するは、「神の使徒」を束ねるアイリスだった。強者との戦闘を望むケルヴィンと、エレアリスを妄信するアイリス。両者が選択したのは、刃を交えることのみであり…?黒衣の“死神”が仲間と共に神の使徒に挑む、爽快バトルファンタジー第12幕!
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。彼がグレルバレルカにてセラの父であるグスタフとのバトルに勝利を収める一方、セラとベルの姉妹喧嘩も佳境を迎えていた。互いに奥の手を出し尽くしてもなお、一歩も引かない壮絶なバトルはしかし、予想外の結末を見せることに。さらにケルヴィン一行は、神の使徒が根城とする「邪神の心臓」へと到達。図らずもケルヴィンと離れ離れになってしまったリオンの前には、かつてデラミスにて刃を交えたセルジュが現れることになるのだが…?黒衣の“死神”が仲間と共に神の使徒に挑む、爽快バトルファンタジー第11幕!
光届かぬ奈落の底で、戦闘狂(ケルヴィン)は前魔王(グスタフ)と激突すーー! 異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。神の使徒であるセルジュを追い、奈落の地(アビスランド)へとたどり着いたケルヴィンはある噂を耳にした。 それは、セラの故郷にして前魔王・グスタフが治めていた帝国・グレルバレルカにその亡霊が現れる、というもの。 アンジェとともにグレルバレルカへ赴いたケルヴィンは、その正体を掴むもしかし、それはゴーレムでしかなかった。 そして、「セラの里帰り」という目的を果たすため、再度帝国への侵攻を決めるケルヴィンなのだが、そこに神の使徒・バアルが姿を現すことになり……? 黒衣の“死神”が仲間と共に神の使徒に挑む、爽快バトルファンタジー第10幕!
ボキューズ大森海での騒乱を終え、銀鳳騎士団は巨人族と共に王都に帰還する。巨人族、そしてエルネスティを襲ったという第一次森伐遠征軍の末裔の存在は、フレメヴィーラ王国にとってまさに寝耳に水。突如もたらされた途方もない話に、もはや既存の価値観は通じず、王国は新たな時代へと踏み出していくことになる。そして銀鳳騎士団にもまた、巣立ちの時が迫っていた。此度の事件で銀鳳騎士団の影響力を重く見た国王リオタムスは、エドガー、ディートリヒ、ヘルヴィらが率いる各中隊を新たな騎士団として独立させるよう告げる。エルネスティの下に残る者、騎士団長としての道を踏み出す者、新たに入団を目指す者ーーそれぞれの想いを受けて銀鳳騎士団は形を変え、新たな飛翔の時が訪れる。