著者 : EDA
サイクレウスとの因縁を絶ち切ったアスタと森辺の民たち。彼らは町の人々との交流をさらに深めていた。アスタによる新メニューで屋台が活気づく中、元凄腕料理人のミケルが娘のマイムを連れてくる。彼女の料理の腕前はアスタを唸らせるほどで…。ルド=ルウがドムの家を訪れる『ルウの末弟の小さな冒険』や若かりし頃のダン=ルティムが登場する『モルガの白き王』などの短編も収録。大人気異世界料理ファンタジー新章突入の第14巻!!
サイクレウスの要請により、森辺の民と貴族の会談の場に同行することになったアスタ。覚悟を決めた彼は、森辺の族長達と共にその場へと乗り込む。待ち受けるサイクレウスを前に、真実を明らかにするための会談がついに始まる。そして、森辺とジェノスの関係を決定づける瞬間がついにー!!
リフレイアの元から助け出されたアスタは、戻ってきた日常の中で、森辺の民だけではなくジェノスの人々との絆も実感する。そして、サイクレウスとの会端を数日後に控えながら、屋台を再開させるアスタだったが、ドンダ=ルウから会談前夜の晩餐を任されることになりー。
偽森辺の民事件の真相を追いながらも、新メニューを開発しつつ屋台を続けるアスタ。膠着状態が続くと思われたその時、アスタは何者かにさらわれ、気が付くととある屋敷の一室で目を覚ましー。
スン家支配も崩壊し、新たな秩序と目標をもって歩み始めた森辺の民たち。新しく縁を結んだ森辺の民たちに『料理』を教えつつも、休んでいた町での商売を再開したアスタ。彼は新メニューを引っ提げ、ついに宿への料理の提供という、大きな第一歩を踏み出すのであった。
スン家の長女の要望により、因縁の相手、スン家で行われる森辺の民の有力家長が集まる家長会議の料理を作ることになったアスタ。その会議では、アスタが町で行っているギバ肉料理の商売も議題として取りざたされることに。そしてこの会議は森辺の民の行く末と、アスタたちの運命を大きく動かす事件へと発展する。スン家との因縁ついに決着!
カミュア=ヨシュの提案から宿場町でギバ料理の屋台を出し、様々な人とのかかわり合いも増えて順調に売り伸ばすアスタ。しかし、『ギババーガー』だけではより多くの人にギバ肉の味を知ってもらえないと知ったアスタは、特にギバ独特の臭みが苦手だという南の民の為に新たに『ミャームー焼き』を開発する。そして、その料理はアスタにまた新たな出会いと事件をもたらすことにー。
ルウ家との騒動もひと段落つき平穏を取り戻したアスタたち。食材を補充するため、二人は連れ立って宿場町へと降りることに。異世界で初めての町で、新しい食材や知らない料理を見てテンションの上がるアスタ。そして彼は今後の運命を大きく左右する人物と出会うことになる。新たな土地がアスタにもたらす出会いと料理とは!?
小説家になろう発大人気異世界料理ファンタジー第2弾! <STORY> ジバ=ルウの心を料理によって救い、森辺の祝福を受けたアスタ。しかし、ルウ家の家長ドンダ=ルウに『この料理は毒だ』と言われてしまう。もう一度料理を作らせてほしいと訴えたアスタに、ドンダ=ルウは眷属の婚儀の前祝で料理を作れと命じた。果たしてドンダ=ルウが料理を『毒』であるとした理由とは。そしてアスタの出した答えはーー。