著者 : HxxG
焔の舞姫焔の舞姫
都よりほど近い淡海国に住む、やせっぽちの姿から「こじか」と呼ばれた少女。高く飛び跳ねてしまうため両脚には足枷の砂袋をくくりつけられ、端女として育った。ある時都より、頭中将・タケルがこじかのもとを訪れる。宮中の舞姫にふさわしいと、彼女を右大臣家で引き取るというのだ。実はかつての心の傷により、炎を嫌うこじか。暗闇で炎を灯す五節舞で踊れるはずもない。宮中から追い出され、ついには己の秘密を知ることになりー!?炎に愛された少女が運命に逆らい羽ばたく、圧倒的平安ファンタジー!
解術師アーベントの禁術講義(1)解術師アーベントの禁術講義(1)
魂に直接メスを入れ患者を蝕む『呪い』を除去する異端の解術師・アーベント。通常の治癒魔術では治せない呪いでさえも解いてみせるその奇跡の施術は、失敗すれば死亡率100%の禁忌の術だった。闇医者と疎まれながらも、魔術講師として神学校に勤め、とある目的のために『解術』に取り組む日々。そんな中、天才魔術師・レイミュの襲撃に次ぎ、校内で生徒が石化される事件が発生。アーベントの手腕をもってしても一筋縄ではいかない呪いの魔の手は、ついに彼の教え子にも及んでしまいー。外道魔術医の戦いが今、幕をあける!
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