著者 : KT2
火の精霊と火の勇者を駆除したナオキは、自分のレベルが戻っていることに気づく。 一方、赤道上の壁がなくなりひとつになった世界では、北半球から南半球に移住する開拓民が増えていた。精霊と新しい勇者たちを中心に、移住者によって、環境のきびしい南半球にもいくつかの国が興ったが、やがてそれは水源を巡る戦争に発展していく。 一方、精霊が勝手に勇者を任命するせいで、いつまでも仕事が終わらないことに気づいたナオキは、システムの変更を思いつく。 「人類の人類による人類のための『勇者』を選ぼうじゃないか!」 こうして『人類勇者選抜大会』の開催が宣言され、全世界規模の大会が始まった! 世界のシステムを更新するコムロカンパニー。ツナギを着た転生者・ナオキが世界を漫遊する気ままな異世界日常ものの決定版、堂々の第10巻開幕!
神々のシステムから外れることでレベルを失ったナオキ。レベルの上がりすぎでガタがきていた今の身体を捨て、新たな身体に転生し直したナオキだったが、直後に空間の精霊に拉致されてしまう。 空間の勇者を助けてほしいと、赤道直下のバルニバービ島に飛ばされたナオキは、そこで時の精霊を壊し、時の勇者の駆除に成功。空間の勇者を助けて、彼は五年ぶりにコムロカンパニーのメンバーと再会したのだった。 「近々、この星の1000年続いたルールが変わる」 北半球と南半球を隔てていた赤道上の壁が1000年ぶりに消失する第9巻。大気が、海流が、魔素が混じり合い、未曾有の自然災害を経て二つの世界がひとつになる!?
エルフの里があるヴァージニア大陸を後にし、光の勇者の居場所の手がかりを探すため、北極大陸を訪れたコムロカンパニー一行。 ナオキは、ひょんなことから出会った光の勇者とともに、ヤル気十分で娼館を訪れる。 しかし一夜明け、女性と「コト」ができなかったナオキは、自身の身体に重大な異変が起こっていることに気づく。 「まさか、自分がEDになるとは……」 異世界に来てから初めてかかった病気!? かと思いきや、そこには神々のさまざまな思惑が隠されていた。 徐々に明かされる転生の秘密、「経験値」という概念の謎。物語のターニングポイントとなる8巻、堂々開幕!!
火の精霊を駆除し、久しぶりにアリスフェイ王国に戻ってきたコムロカンパニー一行は、害獣駆除など本来の仕事に精を出す。 しかしそんな日常もつかの間、エルフの里に滞在しているベルサの師匠から手紙が届く。それは、蜂の魔物が大量死する原因を探って欲しいという仕事の依頼だった。 「蜂群崩壊症候群か……」 ナオキたちは原因究明のため、ヴァージニア大陸にあるエルフの里に向かう。 やっとのことで辿り着いたエルフの里は農作物が壊滅状態で、想像以上に酷い有様だった。ナオキたちは少しでも状況を好転させようと奮闘するが……。 衝撃のラストが待ち受ける異世界お仕事ファンタジー第7弾、ここに開幕!
南半球に魔素を拡散させ、北半球に戻ってきたコムロカンパニー一行。久しぶりのグレートプレーンズだが、ひと息つく暇もなく火の国との侵略戦争に巻き込まれてしまう。一度は戦争に関わらないと決めたナオキだったが、仲間の故郷が奪われる危機を目の当たりにして、その決意はゆらぐ。 ナオキは火の国の軍のトップである火の勇者駆除とともに、戦争の終結を早めるためサポートすることを決意し、火の国を訪れる準備を始める。 一方で、ナオキの仲間であるボウとリタの間に子供ができたことが発覚。社員総出で結婚式を計画し、盛大に祝福することに。だがそれは、彼らとの旅の終わりを意味していた。 「駆除業者としては、戦争を長引かせたくはないよな」 新たな文化との出会い、盟友との別れ。さらに、懐かしのキャラも再登場! 盛りだくさんの異世界お仕事ファンタジー第六弾!
水の勇者をクビにし、ひょんなことから南半球に足を踏み入れたコムロカンパニー一行。彼らは魔素を吸って大量発生したスライム駆除の依頼を邪神から受けるが、打撃も魔法も効きづらいスライムたちを目の当たりにして途方にくれてしまった。 スライム駆除に奮闘しながら、ナオキたちは南半球の調査を進めていくと、洞窟でひっそりと暮らすドワーフたちと出会う。彼らによると、巨大な世界樹が魔素を大量に吸い、暮らしを脅かしているという。解決するには世界樹を開花させるしかないと知ったナオキたちは、社員総出で世界樹の手入れを行うのだった。 「いやぁ、南半球を舐めてたな。ハハハ」 スライム駆除から畑仕事、はては剪定作業までお任せあれ!? 大人気“お仕事”異世界ファンタジー第五弾、ここに開幕!
水の勇者を駆除するため、東の大陸・グレートプレーンズに上陸したコムロカンパニー一行。一年に一度大雨で冠水する町モラレスに辿り着き、さっそく情報収集を開始するが、そこに住む人々は全員、男性は水の勇者、女性は水の精霊を自称していた! 「ルールがわからん!」 調査が暗礁に乗り上げたとき、ナオキたちは花売りのリタに出会う。さらに、彼女の母親である考古学者のレミと共に、思いがけず古代の養魚場を復興させることに。養魚場復興計画は国の女王までも巻き込んで、なぜか水の精霊をクビにする大規模な計画へと発展するのだった。 ナオキたちは水の精霊をクビにできるのか? 国民全員水の勇者である理由とは? 大好評の異世界日常もの、待望の第四弾!
土の勇者の住む村ノームフィールドをあとにしたコムロカンパニー一行。 港町フロウラで次なる勇者の情報を得た彼らは、東の大陸を目指し出航する。道すがら群島を巡る彼らの元に、気付けば仕事の依頼が集まってくるのだった。 そして、大きな港町イーストエンドにたどり着いた彼らは、漂流していた船と謎の遺体を拾ったことにより、牢に閉じ込められてしまうのだがーー!? さらに、WEB版では無かった新章を大量加筆! 夜光虫に囲まれた島サーズデイに到着したナオキは、商業ギルドによるサンゴの乱獲を危惧するネクロマンサーの老婆・ミナチと出会う。サンゴを守る秘策はクジラの骨!? 大海原へ旅立った駆除人が見たものとは!? 大好評の異世界日常もの第三弾!!
ルージニア連合国の南西に位置する、港町フロウラに辿りついたナオキたち一行。 神と邪神から増えすぎた“勇者駆除”を依頼されたナオキは、駆除業社・コムロカンパニーを設立! まずは人手を増やすため、求人募集を開始する。 そんな時、造船所で修理中のナオキたちの船に、黒猫族の獣人・セスが忍び込む。 侵入者ではあるが、ナオキは彼の操舵スキルを買い船長として雇うことに決めるのだった。 さらに入社を希望する巨乳の羊族・メルモを加え、新人を伴った駆除作戦に乗り出す! そして、砂漠での作戦中に竜巻から現れたのは、駆除対象の“土の勇者”だったがーー。 精霊と勇者の善行により、副産物的に引き起こされたのは予期せぬ環境問題だった!? 前世の知識で異世界のトラブルシューティング! 異世界日常ものの決定版第二弾!!
現代で清掃員兼害虫駆除の仕事をしていた男コムロ・ナオキ。 彼は不慮の事故で死亡してしまうが、運良く神に拾われ異世界の生活をはじめていた。 前世の知識を活かし魔物駆除を生業とするナオキ。順調に収入を得られるようになり、薬屋の二階に腰を落ち着けた頃、彼はある異変が自身に起きていることに気が付く。 弱い魔物だけ退治していたが、駆除業者となれば倒す数も普通ではない。 そのため、冒険者と比べても考えられないスピードで成長していたのだったーー。 気ままな異世界ライフをスタートさせたナオキのもとに、元奴隷の少女や、バトルジャンキーな女戦士、魔物学者など彼を慕う仲間たちが集まり始める。 やがて、この世界を見て回る旅に出かける駆除人! 異世界日常ものの決定版開幕!!