著者 : Schuld
辺境の地で謀略(シナリオ)が絡み合う! 氏族“剣友会”を率いる新たな英雄として、辺境の地マルスハイムで着実に名を上げていくデータマンチ転生者エーリヒ。 そんな彼のもとに、かつて帝都の魔導院で絆を深めた親友ミカが訪ねてくる。 さらに英雄に憧れる新たな仲間や懐かしいお騒がせ娘との縁も繋がれ、“剣友会”の戦力はますます充実していくのだった。 そんなエーリヒ達を指名して冒険者組合から持ち込まれた護衛依頼。 どこか胡乱な案件を警戒しつつ引き受けたはずだったが、当然の如く想定を超える窮地が彼らを待ち受けていて……!? ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、辺境の闇が覗く第10巻!
闇に潜むは道を外れし(PCでいられなかった)者達ーー 幼馴染のマルギットと共に辺境の地マルスハイムで冒険者となり、盟友のジークフリートらと共に氏族“剣友会”を立ち上げたデータマンチ転生者エーリヒ。 彼らはマルスハイムに蔓延しつつある麻薬“魔女の愛撫”の出所を追う中、刺客に襲われる情報屋のシュネーを救出する。 彼女から得た情報を元に調査を進める中、エーリヒ達は麻薬組織の親玉に辿り着くため一計を案じ……? 一方、シュネーを取り逃した刺客の一党は、計画の妨げとなる存在としてエーリヒ達を標的に定めて動き出すのだった。 ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、第9幕フィナーレ!
駆け出し(レベル1)と中堅(レベル5)の狭間の物語! 幼馴染のマルギットと共に辺境の地マルスハイムで冒険者となったデータマンチ転生者エーリヒ。 彼らは同じく駆け出し冒険者であるジークフリートとカーヤの二人組と共に“忌み杉の魔宮”に挑み、二カ月にも及ぶ冒険の果てに帰還した。 しかし疲れ果てた彼らをマルスハイムで待っていたのは、厄介ごとの匂いがぷんぷんする組合からの呼び出しだった。 元雇用主に相談することで難を逃れるエーリヒだったが、この先も自らが望む冒険者であるために厄介ごとを振り払えるだけの力を付けようと決意し……!? ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、第9幕スタート!
駆け出し(レベル1)同士、旅は道連れ!? かつて交わした約束を守り、幼馴染のマルギットと共に辺境の地マルスハイムで冒険者となったデータマンチ転生者エーリヒ。 彼は最初こそ有力氏族とのいざこざがあったものの、その後は一部の実力者から一目置かれつつ冒険者生活を満喫していた。 そんなエーリヒの前に現れたのは、エーリヒと同時期に冒険者になったという少年ジークフリートとその幼馴染の少女カーヤ。 エーリヒをライバル視するジークフリートだけど、あまりに見事な「駆け出し冒険者」っぷりをエーリヒに気に入られてしまったのが運の尽きで……? ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、新たな友を得る第8巻!
新たな出会いと別れ、そしてクソイベの果てに、故郷へと辿り着いたデータマンチ転生者エーリヒ。容姿は幼いままでありながら凄腕の狩人に成長した幼馴染マルギットや変わらぬ両親、成長した兄弟やその家族らに迎えられた彼は、しばし穏やかな日々を過ごす。そして季節が変わる頃、かつて交わした約束の通り、エーリヒはマルギットと共に冒険者となるべく故郷を旅出つ。向かうは、数多の冒険者が集う辺境の都市マルスハイム。冒険者としての日々への期待に胸を膨らませるエーリヒだけど、道中も到着してからもやっぱりトラブルの連続で…?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、新たな門出の第7巻!
栄達させられたアグリッピナに巻き込まれ、側仕えとして激務の日々を送っていたデータマンチ転生者エーリヒ。数々の修羅場を乗り越えた彼は、ついに丁稚の立場から解放されることに!エリザやミカ、ツェツィーリア達としばしの別れを惜しみながら、エーリヒは冒険者となるべく帝都を旅立つのだった。ひとまず故郷を目指す中、ひょんなことから知り合った馬肢人の少女ディードリヒ。高い戦闘能力を持ちながらも戦士としての心構えが未熟な彼女をもったいなく思ったエーリヒは、しばらく彼女と同道することを決めるが…?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、ドタバタ珍道中な第6幕!
ツェツィーリアを巡って帝都を駆け回った事件も解決し、どうにか帰還を果たしたデータマンチ転生者エーリヒ。しかしエーリヒの知らないところで事件の波紋は大きく広がっていて、雇用主であるアグリッピナに望まぬ栄達が押し付けられる事態に。しかも与えられた伯爵領は利害関係が絡まり合う厄介極まりないもので、どう考えても面倒ごとが待ち受けている様子。そして当然のように巻き込まれるエーリヒは“貴族の側仕え”としてアグリッピナに連れ回され、今まで以上の激務の日々を送ることになるが…?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、策謀渦巻く第5幕!
謎の追手から逃げる少女ツェツィーリアと邂逅し、友人ミカと共に彼女を助けることにしたデータマンチ転生者エーリヒ。そして帝都地下水道で逃走劇を繰り広げる中、エーリヒ達はツェツィーリアが隠していた秘密ー彼女の“種族”を知ることになるのだった。ようやくエーリヒの下宿へと辿り着き、「望まぬ結婚を強いられている」というツェツィーリアの事情を聞いたエーリヒ達。エリザや妖精達の力も借りて、彼女を帝都から脱出させる作戦を決行するが…!?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、怒濤の第4幕が決着!
ちょっとしたお遣いのはずが不死者ひしめく迷宮に挑む羽目になり、なんとか攻略したデータマンチ転生者エーリヒ。彼は共に命を懸けた友であるミカと療養後、ヤバすぎる戦利品やお遣いの品を手に帝都へと帰還を果たす。そして魔導師アグリッピナから破格の報酬を得るのだが、そのアグリッピナが出掛けたまま行方知らずに!エーリヒは彼女を心配して捜索をーなんて気は全く無く、兵演棋の駒を売る小遣い稼ぎに精を出すのだった。そこで知り合った僧の少女とささやかな友情を育むが、その縁から今回もトラブルに…!?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、第4幕が開演!
妖精にまつわる悲しい事件を経て、魔導院のある帝都へとたどり着いたデータマンチ転生者エーリヒ。魔導師アグリッピナの丁稚として、今度は魔導院で働く生活が始まった。危険人物に目を付けられたりもしたけれど、半妖精の妹エリザの学費のため、エーリヒは丁稚の仕事と魔導院のクエストでお金を稼ぐのだった。そんな中、友人となった魔導院の聴講生ミカと共にアグリッピナの「お遣い」で旅に出たエーリヒ。しかしダイスの女神の悪戯か、安全な旅のはずが命懸けのダンジョン攻略に変貌し…!?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、ダイスが荒ぶる第3幕!
魔導師アグリッピナに窮地を救われたデータマンチ転生者のエーリヒ。彼はアグリッピナから、妹のエリザが「半妖精」であると告げられる。そして「半妖精」の悲惨な運命を避ける唯一の道として、契約を結ばないか、とー。契約により、エリザは弟子として、エーリヒは丁稚としてアグリッピナと帝都の魔導院へ行くことに。故郷を離れるエーリヒは、マルギットに一つの誓いを捧げるのだった。一路帝都へ向かう旅路の中、エーリヒの前に現れた妖精。彼女がもたらす新たな物語の行方は、どうしようもなく致命的…!?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、待望の第2幕!
「データマンチ」-それは、データ上可能であれば神殺しにさえ興じる変人。そんな「データマンチ」だった前世を持つ少年・エーリヒは、異世界への転生時に授かったキャラビルドの権能を活用して理想の強キャラにならんと画策する。妙に蠱惑的な幼馴染との遊戯やブラコンな妹のお世話をする中、頭を捻ってデータを隅まで舐め回し、熟練度をやりくりしながら極悪コンボを模索していくエーリヒ。しかし彼が思うよりも早く物語が動き出し、エーリヒは大切な者を守るため戦いに身を投じることになり…!?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、ここに開幕!