著者 : ToKa
オークの騎士2オークの騎士2
巨人カリギュラの討伐に成功したオークの騎士ソロンと冒険者たち。しかし安息の日は長く続かなかった。闇雲騎士団“薄霊のボッツ”の教え子、“悪霊のファウケ”がソロンに決闘を申し込む。刺客の手が届いたことを危惧し、クメディア最南端の町カレリアを出発するプリシラ一行。目指すはマリオンの生まれ故郷“ホーローン大森海”。ブランドン帝国領を抜け、ようやくたどり着いたライカン族の村の近くで、マリオンが“冷たい病”にかかってしまう。家族同然の愛しき少女のため、騎士は再び苛烈な戦いに身を投じるのであった。
オークの騎士オークの騎士
ある世界に生まれた一匹の魔物ーオーク。醜悪な外見と強大な膂力、残忍な性格と習性から忌み嫌われる存在。しかし彼の者には人の心があった。かつて武を極めながら世を辞した男は魔物に生まれ変わり、家族に疎まれて行き場を失ったロイエンシュタール王国の王女プリシラと出会う。これは、か弱き存在を守るために武を極めた男の、騎士道を描く英雄譚である。
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