著者 : Yan-Yam
「これだけは言っておきます。社畜にプライドはないが、魂はある」尊敬していた編集者、御旗と訣別し、自社のサイトでお仕事小説の連載を発表した槍羽。執筆を担当の花恋は、取材のため、変装してコールセンターの現場で働くことに。「-この程度で済むと思うなよ」御旗の影響力により、様々な妨害を受ける槍羽だったが、思わぬ周囲の助けもあり、準備を進めていく。一方、御旗の会社より、損害賠償に関しての連絡が届き、鋭二と御旗は、直接対決することとなったー。「人は、いつだって、自分が今いる場所を踏みしめるしかない」“禁断の”年の差ラブコメ第8弾!
「お前、ラノベの編集者をなんだと思ってたんだよ」「ヤクザ」多数の企業が参画するコラボレーション企画「お仕事小説コンテスト」に応募した花恋に受賞の連絡がきた。プロデビューに喜ぶ花恋と鋭二。だが「編集との改稿作業」というプロの洗礼が待ち受けていた。一方、渡良瀬の発案による合同センターのコンテスト参画も発表され、世間の注目を大いに集めていた。事態の進捗にかすかな違和感を覚える鋭二に、幼なじみの沙樹は語る。「あたしも挫折してたのよ。編集者として」“禁断の”年の差ラブコメ第7弾!
「三十歳になった。なってしまった」ついに誕生日を迎えた社畜・槍羽。出世した以外なんにも変わらない彼だが、周囲は放っておかない。娘の真織と婚約させようとする夏川社長は、JK花恋に現実を突きつける。「槍羽さんに、あなたは相応しいと言えるのですか?」その言葉で奮起した花恋はデビューを急ごうと焦る。同じ頃、渡良瀬もまた、槍羽に釣り合う存在になろうと新企画を起ち上げる。二人の思いは同じ。「あなたの、隣を歩きたい」そんな状況を遠くから見つめる沙樹。かつて槍羽の隣を歩いた彼女の元に、編集者時代の上司が訪れて!?“禁断の”年の差ラブコメ第6弾!
突如、姿を現したCEOアルカンフェルによるクビの宣告。隠し撮りされたJK・真織との“淫行写真”で窮地に陥る槍羽。一方、進学校で思うような成績を残せず、挫折感を味わう真織、その真織から距離を置かれて寂しく思う花恋と、ふたりのJKもまた苦悩を抱えていた。「上手くいかないもんだね。高校生も。サラリーマンも」「まったくだ」JKたちに自らの過去を重ねつつ、親友・剣野との最終決戦に臨む槍羽。社畜が掴むのは勝利か?無職か!?“禁断の”年の差ラブコメ第5弾!
大出世した槍羽を待っていたのは、旧友・剣野との対決だった。彼は大銀行の審査役としてリストラを断行、槍羽と仲間たちを追い込んでくる。そんな槍羽を悩ます問題がまたひとつ。JKの彼女・花恋から「親友を紹介させて欲しい」と頼まれる。その親友とは、ライバル企業の社長令嬢・夏川真織。しかしこのJK、二人の交際には反対のようで!?剣野率いる銀行のエリート達に抗う槍羽は、花恋からある重要なヒントを得る。しかし、剣野は槍羽がJKと交際している事実をもつかんでいて、ゆさぶってくる。絶体絶命の槍羽が勝利するカギは、あの真織!?“禁断の”年の差ラブコメ第4弾!
「先輩の妹さんって、すごく可愛いんですね」29歳社畜、槍羽鋭二。後輩の渡良瀬が目撃した「妹」というのは交際中のJK・花恋のことだった!花恋を妹として、会社の草野球に呼ぶハメになる槍羽だが、そこに元カノや妹(真)もやってきて…!?そして正月。槍羽は帰省して同窓会に出席する。目的は、昔の親友と会うため。11年ぶりの再会となるはずが、元カノ・沙樹と花恋の出会いにより、それは奇妙な方向へ進む。語られる槍羽の少年時代。沙樹と、親友と、三人で駆け抜けた胸躍る冒険とほろ苦い挫折。この再会は、今の槍羽と花恋に何をもたらす?“禁断の”年の差ラブコメ第3弾!
29歳社畜・槍羽鋭二は二つの仕事を抱えている。一つは八王子営業チームの運営。もう一つは社長の孫娘・花恋と社長命令で交際すること。どちらも問題アリアリ。新たに異動してきた上司は狡猾なブラック野郎。そして花恋は槍羽にデレまくり、純粋で一途な恋心を向けてくる。有能な槍羽を自分の派閥に抱き込もうとする上司をかわし、可愛いJKの求恋を叱り飛ばして日々を乗り切る槍羽だが、「顧客情報漏洩」という会社の一大事が降りかかる。そして普段はクールな部下・綾からはセクハラ被害を相談されてー!?29歳よ、仕事も恋も無双せよ!“禁断の”年の差ラブコメ第2弾!