著者 : huke
2036年。岡部倫太郎が「運命石の扉」に辿り着けなかった世界の逃れえぬ運命の終着点。それは、第三次世界大戦の勃発と仲間達の死という最悪の未来であったー。「岡部さん。あの子をー“紅莉栖”を救ってあげて…!」幾多もの犠牲の上に未来のラボメン達から想いを受け取った岡部は、過酷な運命に抗い立ち上がる事が出来るのか?そして秋葉原で暗躍するストラトフォーとの決着は!?「白衣を持て!そう、これこそが我が聖なる白銀の鎧!」長き眠りの時を越え“狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真”は甦る。やがて死に至る世界線の物語ー堂々完結!
“-これは、救えなかった「未来」の物語。”長き世界線の旅の末、日常へと回帰した岡部倫太郎であったが、牧瀬紅莉栖を救えなかった後悔と失意の念に押しつぶされてしまい、未来ガジェット研究所からも足を遠ざけていた。そんな中、ATFセミナーで紅莉栖の先輩科学者・比屋定真帆と出会った岡部は、“彼女”の記憶が『Amadeus』と呼ばれる人工知能システムに保存されていた事を知るのだが!?ゲーム本編では描かれる事のなかったβ世界線、裏側の一幕を追加収録。もう一つの世界線『STEINS;GATE 0』公式ノベライズ作品が満を持して登場!
リーディングシュタイナーの“負荷”が岡部倫太郎にもたらした残酷な運命…それはシュタインズゲート世界線からの岡部の消失だった。それを機に、椎名まゆりたちラボメンは、そして牧瀬紅莉栖自身も岡部の記憶を失ってしまう。それでも謎の違和感を覚え続けた紅莉栖は、その原因を探るため、ついにある行動を実行する。だが、そこで紅莉栖を待ち受けていた驚くべき事実とはー!?誰も見たことのない世界線の物語、奇跡の収束!!
幼なじみの椎名まゆり、そして最愛の人・牧瀬紅莉栖を救うため幾多の過去改変(世界線移動)を繰り返した岡部倫太郎は、ついに理想とする「シュタインズゲート世界線」に到達した。その代償に紅莉栖は岡部との記憶を失ってしまうが、秋葉原の雑踏で偶然の再会を果たした二人はもう一度絆を深めていく。しかし、いくつもの世界線を超えた岡部の脳には、多大な“負荷”がかかり始めていて!?完全新作の劇場版がまさかのノベライズ。