著者 : maruma
「ユーマは、なんで…わたしとキスしそうに、なったの?」お泊まりでのキス事件からお互いにぎくしゃくした空気が続いていたゆいと優真。お互い自分の気持ちに気づき始めたけれど、最後の一歩を踏み出せずにいるなか、訪れた林間学校で今度こそふたりは思いを伝えることになり…。「絶対ちゃんと、わたしから気持ち、伝えるから!…それまで、待っててほしい…」“ずっと友達同士”でいるはずだったふたりの関係にもついに進展の気配が訪れるー。内気な白髪美少女と織りなす、甘くてもどかしい青春グラフィティ、完結の第3巻。
夏の大学生には、たくさんのイベントが待っている。期末テストもあるけれど、文実の合宿に、夏休みの花火大会!サークルの後輩・君岡美園と距離が近づいてお泊りまでした僕は、彼女を誘うことに決めたけど、なかなかアクションを起こせずー「牧村先輩。一緒に行きませんか?花火大会」そんな中、ある日の勉強会で、僕と美園の言葉が被った。花火大会に一緒に行きたいという想いは、同じだった。花火と、浴衣姿の美園。「頭を撫でてほしいんです」人混みの中、二人だけの空間ー。ひと夏の思い出は、二人を先輩と後輩から変えていく。ちょっと大人なサークル内恋愛小説、第2巻。
「シュヴァルツって、女子…だったの…?」オンラインゲームで相棒としてやってきたユーマとシュヴァルツ。男同士、気のおけない仲間だと思っていたが…リアルで対面した“彼”は、引っ込み思案な女の子だった!?生まれつきの白髪がコンプレックスで友達もできたことがないという彼女のために、友達づくりの練習をすることにした二人。“友達として”信頼してくれる彼女を裏切るまいと自制するが、無自覚で距離の近いスキンシップに、徐々に異性として意識してしまい…。内気な白髪美少女と織りなす、甘くてもどかしい青春グラフィティ。
出世には興味なし。仕事に求めるのは安定した給料と休暇のみー。それが高校の調理科でパティシエの講師を務めている俺の方針だ。だが、新入生として入学してきた、理事長の孫娘である四宮蒼梨花が、特別授業を求めて俺に迫ってくる。仕事が増えるのはごめんだと断った俺だが、なんと蒼梨花は俺の隣の部屋に引っ越してきた!必要以上の仕事も無駄な努力も、俺のスタイルじゃないのに…。蒼梨花の熱意に負けて、俺は最終的に特別授業を引き受けることに。だが、俺の妹弟子にして、天才だがトラブルメーカーの少女・赤崎エイプリルたちを巻き込んだ日常は波瀾万丈で…!?お菓子も仕事も青春も、甘くて時にはほろ苦いー年の差師弟の学園ラブコメ!