著者 : okiura
“王竜星武祭”決勝ステージのユリスvsオーフェリア、“蝕武祭”ステージの綾斗vsマディアスー表舞台、裏舞台、両方の戦いが決着しようとしていた。金枝篇同盟によって巻き起こされた、アスタリスク全土を混乱に陥れる数々の事件も、クローディアたちの活躍によって鎮静化が図られ、いよいよ終局が近づいていく。そしてすべてが終わった後、綾斗にはユリスをはじめとした大切な仲間たちと真摯に向き合わねばならない時が訪れー最高峰のバトルエンタ、六花の英雄たちが至高無上の大団円を迎える!
ユリスが綾斗を降し、残る2人に先んじて決勝戦へと駒を進めた。残る決勝の椅子は一つー紗夜か、オーフェリアか。だが準決勝の舞台上で、オーフェリア相手にやってみたいことがあると言っていた紗夜は、戦いを前にオーフェリアへ告げた。「私は今日、ここに闘いにきたわけじゃないー私は、おまえと話をしにきた」一方、“王竜星武祭”の裏では、綾斗たちが少しずつ金枝篇同盟の深部へと迫っていきー表も裏も、ついに最終決戦を迎えようとしていた。最高峰のバトルエンタ、絶巓目前の第16弾!
今回の“王竜星武祭”もいよいよ佳境。早くも六回戦、準々決勝が次々と行われる。綾斗vs冬香、紗夜vsレナティ、シルヴィアvsオーフェリアーすでに不戦勝によって準決勝進出を決めたユリスを除き、3組の英傑がぶつかり合っていく。綾斗は無事に準決勝へと駒を進め、自身にとって掛け替えのないパートナーであるユリスと向かい合うことができるのかーそんな葛藤する綾斗の前に、聖ガラードワースのエリオットとノエルが現れる。彼らは何者かに頼まれ、遙を助ける手助けに来たというが…?最高峰の学園バトルエンタ、すべてが結集する第15弾!
水上学園都市“六花”-通称アスタリスクにおいて唯一の女子校クインヴェール女学園に所属する美奈兎たちチーム・赫夜は、ついに始まった“獅鷲星武祭”に臨み、難なく予選を勝ち抜けた。一方、ロヴェリカをはじめ強敵も次々と勝ち抜けていく。だが強豪揃いの“獅鷲星武祭”の本戦では、さすがの美奈兎たちも苦戦しーそんな中チーム・赫夜は、次々に自らの夢や願いを目指し、あるいは過去の重荷と向き合い、一人また一人と成長していく。最高峰の学園バトルエンタ、夢を追う少女たちのもう一つの物語が、ついに完結!
ついに“王竜星武祭”の本戦が開始し、このアスタリスクの16強が出揃った。綾斗が対するはレヴォルフ黒学院の序列第二位“砕星の魔術師”ロドルフォ・ゾッポー容易には勝ち抜けない相手となった。ユリスと紗夜も、それぞれ界龍第七学院序列第二位“覇軍星君”武暁彗、魎山泊で鍛えられたクインヴェール女学園“崩弾の魔女”ヴァイオレット・ワインバーグと強敵が立ちはだかる。数々の困難が待ち受けている“星武祭”史上最高クラスの大会、果たして綾斗たちは目的に至ることができるのかー!?最高峰の学園バトルエンタ、旋風巻き起こる第14弾!
大激闘だった“獅鷲星武祭”から一年ー各校の強豪が決戦準備を経て“王竜星武祭”に揃い踏みとなった。“処刑刀”によって遙を人質に取られ出場を強制されてしまった綾斗も、遙の命を救うべく“王竜星武祭”に向けて特訓し、腕を磨いてきたが…一方で力になると約束していたユリスの障害になることが確定、お互いぎこちなさが続く。そんな中“王竜星武祭”が開幕。“星武祭”運営委員長マディアスは、開会式で高らかに謳った。「-さあ、この栄光の座に集いし諸君!いざ、力を示せ!」そうして、それぞれ因縁の相手との対戦を希い、予選へと臨むー!最高峰の学園バトルエンタ、六花の英傑集う第13弾!
綺凛と二人きりで天霧家に帰省し、彼女のおかげで少し父親と向き合うことができた綾斗。そして父の一言で決心し、“大博士”ヒルダに姉・遥の目覚めを依頼…ついに遥が長き眠りから目覚めた。感動の再会による姉弟の語らいもそこそこに、遥の過去に何があったのか、彼女の口から語られてゆく。一方、金枝篇同盟の面々も、遥の復活を受けて徐々に動き出し始める。そしてマディアスは、目覚めた遥を想いながら追憶にー過去に埋もれた“朱莉”との日々に、心を浸した。“王竜星武祭”直前、物語は大きく動き出す…!最高峰の学園バトルエンタ、過去を解き放つ第12弾!
水上学園都市“六花”-通称アスタリスクにおいて唯一の女子校クインヴェール女学園に所属する美奈兎たちチーム・赫也は、突然いなくなった仲間であるクロエを探し求め、クインヴェール女学園理事長のペトラに会う。ところがそこで得られたのは「クロエ・フロックハートのことはもう忘れなさい」というペトラの言葉だった。途方に暮れていた美奈兎の前に、クインヴェール女学園不動の序列一位である稀代の歌姫、シルヴィア・リューネハイムが現れー?彼女の導きにより、クロエを取り戻すために美奈兎たちは“クインヴェール最強チーム”に挑むことに!最高峰の学園バトルエンタ、夢を追う少女たちの物語第二弾開幕!
現代より少し科学が進んだ世界。世界的な大企業、SAI社が製造・管理する心を持った人型のアンドロイド、通称『ギフティア』は人間社会に溶け込み、人とともに生きていた。ただし、それが許されるのは、限られた時間の中だけのこと。81920時間ーそれがギフティアの寿命。持ち主とかけがえの無い時間を過ごしたギフティアの回収業務は、はたして想い出を引き裂くだけの仕事なのか…?ツカサ、ザック、シェリー、コンスタンス、そしてアイラー。それぞれが出会う「心からのありがとう」を描く珠玉の短編集。
準決勝で負った怪我により綺凛を欠いた状態で迎えた“獅鷲星武祭”決勝戦だったが、その強固な絆で見事大逆転勝利を手にしたチーム・エンフィールド。その後綺凛はすっかり元気になり、綺凛の父親も無事に家に戻ることができた。だが、そんな喜びとは裏腹に、チーム・エンフィールドの面々には悩みがあってーそれぞれ自分自身と向き合ってゆく。そんな中“王竜星武祭”に参加しない予定の綾斗と綺凛は、二人きりでお互いの実家を訪れ合うことにー!?最高峰の学園バトルエンタ、それぞれの想いや過去が駆け巡る第11弾!
水上学園都市“六花”-通称アスタリスクでは、勝者の願いが叶えられる世界最大のバトルエンターテインメント“星武祭”が行われている。アスタリスク唯一の女子校クインヴェール女学園に通う若宮美奈兎も願いを持って闘う一人。しかし、美奈兎の戦闘技術は未熟でクインヴェール史上最大の49連敗を記録していた。そんな彼女の目の前に謎の美少女クロエが現れる。美奈兎に戦い方のアドバイスをするだけでなくクロエが提示したのはー「仲間を集めなさい」致命的な弱点を持つ美奈兎に対し、5人での団体戦“獅鷲星武祭”の参加とその仲間を集めること。今、少女の夢を掴むための戦いが始まるー!?最高峰の学園バトルエンタメ、もう一つの物語が開幕!
クローディア暗殺を無事阻止し、チーム・エンフィールドの絆も再確認された。続く“獅鷲星武祭”準決勝の相手は界龍第七学院のチーム・黄龍。“鳳凰星武祭”で戦った双子・黎兄妹、セシリー・虎峰の前“鳳凰星武祭”の準優勝タッグ、そして范星露の一番弟子である“覇軍星君”武暁彗ー。果たして綾斗たちは彼らに打ち勝ち、聖ガラードワース学園のチーム・ランスロットが待ち受ける決勝戦へと進むことができるのか…!?さらには金枝篇同盟の面々も独自に暗躍をはじめ、新たな陰謀が静かに動き始める!“獅鷲星武祭”ついに終幕!最高峰の学園バトルエンタ第10弾!
“獅鷲星武祭”もいよいよ大詰め。チーム・エンフィールドも次戦に備え、結束を高めたいところだったが、肝心のクローディアが行方不明!?星導館学園の運営母体である統合企業財体・銀河ーその最高幹部にしか知らされていないはずの機密情報を握るクローディアを始末するべく、遂に銀河がその実働部隊を送り込んできたのだ。手分けしてクローディアを探す中、綾斗の前に現れたのはルームメイトである夜吹英士郎だった。「天霧。何も聞かずに、しばらくここで足止めされちゃくれまいか」クローディア・エンフィールドー未来に縛られた少女の、たった一つの真実の願いとは…。訪れるは待ち焦がれた運命の日!最高峰の学園バトルエンタ、第九弾!
学園祭も終了し初夏の風が訪れる頃、綾斗たちチーム・エンフィールドは目前に迫った“獅鷲星武祭”に備え、特訓に明け暮れていた。敵味方総勢十人が入り乱れて闘う団体戦ーそれぞれが新たな課題に向き合い、綾斗たちは本番までに力を高めていく。そして“星武祭”運営委員長マディアスの演説から、いよいよ“獅鷲星武祭”が開幕。綾斗たちが優勝候補として注目を集める中、クローディアの『願い』を危険視した統合企業財体銀河が静かに動き出す。更には綾斗とシルヴィアの仲を誤解したルサールカの面々が暴走しー!?最高峰の学園バトルエンタ、嵐の予感吹き荒れる第八弾!
「予言しておきますよ、天霧綾斗。キミはいずれあたしの手を取る時がやってきます」“大博士”ヒルダの接触。姉・遙を治療する代わりに手を組めという誘いを断る綾斗だったが、ヒルダは不吉な言葉を残し去っていった。そんな中“獅鷲皇武祭”に向け、星導館の面々も特訓を開始する。クローディアが“パン=ドラ”の秘密と自らの目的を明らかにし、絆を深める綾斗たち。そして季節は春になり、綾斗たちも二年に進級、六学園全てで同時開催される学園祭が開幕する。予てからの約束通り、綾斗はシルヴィアとデートをすることにー!?最高峰の学園バトルエンタ、華やかなりし第七弾!
激戦の末、鳳凰星武祭を制覇した綾斗とユリス。束の間の日常を楽しむ綾斗らだったがユリスの故国リーゼルタニアに招待され、欧州へ向かうことに。紗夜の両親が住むミュンヘンを経由、リーゼルタニアに入る綾斗達一行。だがユリスの兄ー国王の計らいで優勝凱旋パレードに巻き込まれてしまう。王宮での夜会など豪華なイベントに参加しながらも、綾斗はリーゼルタニアという国家が抱える問題とユリスの苦悩を知る。そんな中、ユリスと綾斗は“孤毒の魔女”の姿を目撃しー!?「戻って来い、オーフェリア。おまえがいるべき世界はそこじゃない」過去と現在が交錯し、物語は次のステージへ!最高峰の学園バトルエンタ第六弾!
熱戦続く“鳳凰星武祭”準決勝第一試合。アルディの驚異的な学習能力やリムシィの飛行ユニットの存在が明らかになるも、紗夜の大技や綺凛の“連鶴”が効果を発揮し、試合は有利に進む。だが、アルルカントのタッグにはとっておきの隠し玉があり…。その一方で、フローラの誘拐が発覚。犯人は“黒炉の魔剣”の封印を要求してくる。レヴォルフの諜報工作機関ー黒猫機関の関与を疑う綾斗達は彼らの縄張りである再開発エリアへ向かうが、そこで綾斗は偶然謎の少女に出会いー!?「-なあ、綾斗。信頼できる仲間がいるというのは良いものだな」最高峰の学園バトルエンタ、“鳳凰星武祭”衝撃決着の第五弾!
晴れてタッグを組むことになった綾斗とユリス。連携を磨きながら“鳳凰星武祭”に備えるのだったがーそんな中、綾斗は一人の少女と出会う。長い銀髪に小動物のような愛らしい見た目の少女、刀藤綺凛。彼女こそ、若冠13歳にして星導館学園の序列第一位、“疾風刃雷”その人だった!彼女に辛くあたる叔父を見咎めた一件で、綾斗はなぜか綺凛と決闘をするはめになってしまいー「天霧先輩は優しいですね。…でも、わたしも負けるわけにはいかないのです」-神速の剣が交錯し、アスタリスクに新たな火華が咲き誇る!最高峰の学園バトルエンタ、加速とどまらぬ第二弾。
水上学園都市“六花”。通称アスタリスクと呼ばれるこの都市は、世界最大の総合バトルエンターテイメント“星武祭”の舞台として名を馳せている。六つの学園に所属する“星脈世代”の少年少女が、煌式武装を手に己が願いをかけて覇を競うー天霧綾斗もそんな学生の一人。星導館学園の生徒会長クローディアの誘いを受けて六花を訪れた綾斗は、転校早々“華焔の魔女”ユリスの怒りを買い、決闘をすることになってしまう。「大人しくしていればウェルダンくらいの焼き加減で勘弁してやるぞ?」「…それは中までしっかり火を通す気満々ってことだよね?」ところが決闘の最中、ユリスを狙う凶弾が放たれー?最高峰の学園バトルエンタメ、ここに開演。