著者 : score
なぜか異世界に転移してしまった若きバーテンダー・夕霧総は、店を襲った獣人・ベルガモの妹、コルシカを『カクテル』の力で救う。彼はその事で、貧しい人々に何とか『カクテル』を届けたいという思いを強くし、躊躇っていた『ポーション品評会』への参加を決めたーー。 総はコルシカのための一杯を探す課程で、『魔草』という魔力を秘めた植物の存在を知る。それは、彼が知っている『リキュール』と同じ名前を持っていたのだ! 魔草の『コアントロー草』を使った新たなレシピで『カクテル』作り、総は順調に予選を突破する。しかし、本選で思いもかけない事態に陥って……。 異世界に『カクテル』を広めるため奮闘しつつ、『カクテル』の力で大体なんとか問題を解決していく、異世界カクテル・ストーリー第3弾!
なぜか異世界に転移してしまった若きバーテンダー・夕霧総は、そこで出会った綺麗な青い髪の少女・スイの協力で、『カクテル』を提供するバーの開店にこぎ着ける。 「ただいまっ。総、大ニュース!」 ある日、スイが珍しく少々興奮した様子で、総に一枚の紙を広げて見せた。それはポーション品評会開催の案内で、優勝店には金貨百枚の賞金がもたらされるものだった!! しかし、大会が『金持ちのためのポーション』での競い合いに思え、総は出場を躊躇う。 そんな時、貧しくて病気の妹にポーションを買ってやれず、思いあぐねてスイの店を襲った獣人・ベルガモのために、総たちはあるものを探しに行くが……。 異世界に『カクテル』を広めるため奮闘しつつ、『カクテル』の力で大体なんとか問題を解決していく、異世界カクテル・ファンタジー第2弾!
夕霧総。年齢二十三歳。バーテンダーである彼は、己のすべてをカクテル作成に注いでいたが、ある日急な目眩に襲われトラックの前に倒れ込んでしまう。そしてーー。 気がつくと彼の前には、薄い青色の髪をした超絶美少女、スイ・ヴェルムットがいた! 「……俺、異世界に来ちまったのかよ」 そこは剣と魔法、魔物と亜人種、科学と神秘の混在する『エルブ・アブサント王国』。そして、薬である『ポーション』を混ぜ合わせて作った新しい飲み物『カクテル』が、上質な薬と同等な効果を発揮してしまう世界だった!! 総は恐ろしくポーション作りが下手なスイの代わりに、カクテルを作る技術で彼女が営むポーション屋を助けようと奮闘するが……。 若きバーテンダーの活躍を描く、異世界カクテル・ストーリー新たに登場!