著者 : serori
八雲京語り 宮廷に雲雀舞いいづる八雲京語り 宮廷に雲雀舞いいづる
武家と公家の和睦のため夫婦となった、嫁き遅れの頭領娘・雲雀とお飾り少年東宮・鈴鳴。鈴鳴は渋る雲雀を説き伏せて、男女が組になって競う「豊寿の舞」の参加を決める。しかし、勝利確実と目されていた鎬雨が何者かに襲われてしまう。賊として捕らえられたのは雲雀の部下・有宗。反武家の中宮も雲雀を追い出そうとする動きを見せ、自分は鈴鳴にふさわしくないのではと思い悩む雲雀だがー。「僕には雲雀が必要なんだ」母子のような年の差夫婦は試練を乗り越えられるのか!?
八雲京語り 宮廷に鈴の音ひびく八雲京語り 宮廷に鈴の音ひびく
西の武家と東の公家。三年に及ぶ戦いの和睦の証として、両陣営は血縁を結ぶことを決める。白羽の矢が立ったのは武家最強の娘・雲雀。その武力で家督を継ぐ気だった行き遅れは、突然の東宮との縁談にしぶしぶ公家の都・八雲京に向かうのだが…「このちんちくりんが夫?」「僕だって不本意だよ、おばさん」待っていたのは十も年下の東宮・鈴鳴だった!しかも彼は一年限りのお飾り東宮で…。雲雀は逆に燃え上がった。自分の手で一人前の男、立派な東宮にしてみせるとー!
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