著者 : sinsora
ただの後方腕組転生者、うっかり勇者に拍手を送ったら黒幕扱いされる。(1)ただの後方腕組転生者、うっかり勇者に拍手を送ったら黒幕扱いされる。(1)
転生者エモ・スギルは勇者の大ファンである。 陰ながら応援していた彼も、勇者が魔王を討ったその時だけは、感謝の拍手を送ろうと一歩踏み出してーー 「素晴らしい。まさかこれ程とはね」「お、お前は……?」 張りついた笑みとうさんくさい言動から、勇者に“黒幕”だと誤解され!? 国から指名手配もされて逃亡生活が始まるも、 「第二の人生はあなたに捧げますわ!」 世を忍んでいた悪役(ヴィラン)たちが次々にそのカリスマオーラに心酔! 勝手に“組織”のトップに祭り上げられ……? ただ黒幕っぽいだけのモブ転生者が、勇者(推し)と世界に絶望をもたらすーーちょっぴりダークな勘違い系ファンタジー!!
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む 6 〜魔慕の現人霊〜二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む 6 〜魔慕の現人霊〜
海人は共犯者のミナリスの復讐を手助けしている際に、聖女メテリアによって元の世界に強制的に戻されてしまう。そのせいで、ミナリスやシュリアとも離れ離れになる。 異世界での記憶を失った状態で現代日本に戻った海人の目の前には、悲惨な現実が広がっていた。妹の舞、親友の悠斗以外の家族・知人はおらず、海人自身も未解決事件の重要参考人として警察から常に監視されていた。 そんな現実を何とか押しとどめて束の間の平穏な日常を過ごしていた海人だが、黒幕により徐々に追い詰められていく。 黒幕の放った刺客によって瀕死状態になった時、海人は異世界での記憶と、勇者の能力を取り戻す。そして、黒幕への逆襲を開始するーー。 「思い出した、そうだ……俺は、必ずあいつら全員、殺してやるって誓ったんだ……!」 記憶や能力を失っても這い上がり必殺する、壮絶な異世界復讐ファンタジー第六弾!
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