ジャンル : 少女
さわやかな高原の旅に出たあたし清水桃子は、木々にかこまれた一軒の古い洋館に、すいこまれるように入りこんでしまった。そこであたしを出むかえたのはたくさんの人形たち。こわさと驚きでドキドキしているあたしのうしろのドアが静かに開いて、緑の瞳の少年が現われ、闇の中に消えていった。声をあげたいけれど体が金しばり!いけない、ここは、うわさに聞いていた幽霊屋敷だわ。あたしの幽霊体験と恋の物語、始まります。
クシアラータを離れ、ルルカで行き倒れとなったサラは、魔族の兄弟に助けられた。不治の病におかされている兄のマーダインを救いたいジェルシダは、ネオウ婆に聞いた“魔王の目にすべてが宿る”という伝説を頼りに、魔王が棲む影の都へと向かう。それが悲劇の始まりとも知らずに…。砂漠の王国を舞台に織りなされる、運命の王女の物語第2幕。
金と銀のふたつの月が交わる地を、金と銀に輝くふたりの若者が、軽やかに旅する。かつてこの地には、第三の月があったという-。セレウコアに着いたリューとエリアードは、同じ〈月の民〉だというキルケスと出会った。懐かしい同胞に心を許すふたり。だが彼は、ふたりの運んできた月炎石を奪い、魔術で、リューをいずこかへ連れ去ってしまった…。あやうく、あやしい絆で結ばれる、金と銀のふたりの冒険譚、いよいよ佳境に。
わたし、深町都。高校2年生。今から思えば、あの日のわたしはやっぱり、まぎれもなく子供だったのだ。わたしにとって“一生忘れることのできない、特別な一日”。それは、わたしという当人の思惑や、生活の平凡さとはまったく無関係に、まるでハリケーンみたいにいきなりやってきて、あたりを一変させてしまったのだから。物語は、夏休みに同級生の品田陸と2人で、海辺に旅行に出かけたことから始まったの…。
和矢、シャルル、美馬、高柴、冷泉寺、高天、早匂…。数多くのキャラクターの生みの親。大人気シリーズを次々と発表する小説家。そして、アニメ、音楽など、多方面に活躍し、全国にひとみ中毒者を増やしつづける超才女-藤本ひとみ先生。その素顔は…。先生が和矢たちと語り合う「ひとみのモノローグ」を始め、〈銀バラ〉の新作、占いなど盛りだくさん。コバルト初の珠玉エッセイ集。
片想い、だってりっぱな恋。両想いの恋と同じです。ちがうのは、楽しいことより苦しいことが多いこと。「こんなことなら恋なんかしなきゃよかった」って思うかも、ね。でも、やっぱり人は恋してしまうのです。これはとっても不思議なこと。-きっと苦しさもひっくるめて、それが恋の素晴らしさなのね。だから、恋をしましょう!恋する女の子たちに贈る、5つの恋物語。
夏月は司と駅で待ち合わせた。買い物のエスコートのためだったけれど、司はなんだか悩んでいる様子。頭の中で、女の人が「早く来て…、1人にしないで…。」と言っているような感じなんだって。家に帰った夏月は光矢と兄葉月に連れられて、横浜のジャズハウスに行った。そこで優くんに会って、みんなで司の悩み事を話し合った。どうも人魚伝説と関係があるのではないか、という結論になった。
みんのは中2。父親の豹助は銀行員をやめて便利屋をはじめた変わり者だ。ある日、その「ヒョウスケお便利商会」に奇妙な依頼が舞い込んだ。今大人気のロック歌手・黒木洋介のボディガードをしてくれというのだ。洋介はみんのの町でまもなくコンサートを開くことになっていた。好奇心旺盛なみんのは、幼なじみのハズムや憧れの永春さんをまきこんで、さっそく素人探偵稼業にのりだしたが。
あたしは流花。高3の春だというのになかなか進路が決まらず、悩める日々。なのに、ふたいとこで幼なじみの慎吾くんは、一言の相談もなく東京の大学へ進学を決めたと聞いて面白くない。モヤモヤした気持ちのまま、出かけた弓道部の合宿で待ちうけていたのは、妖魔の伝説が残る谷。ちょっとした心の隙をつかれて連れこまれた異空間であたし達が出会ったのは。流花&ルカシリーズ第3弾。
従姉妹の琴恵は病弱だけど、美人でスタイルも抜群だから男の子がほっとかない。でもみんな知らないのよね、ほんとはすごいワガママで気が強い奴だっていうことを。「晶は名前の通り男らしくてたくましいよね」なんて、平気な顔してよく言ってくれるよ、もう。そんな私だって、ときには恋することもある。おめあてはスイミングスクールの竹下コーチ。琴恵、これだけはじゃましないでよねっ。
友達と恋人のはざまでゆれるルナの心に、突然、“小さな訪問者”が侵入した。新たな超能力者をむかえたルナたちに、人の心に棲みついた悪の組織が立ちはだかる。心の扉が開かれたとき、夢大陸オーストラリアの空に、深紅の火の粉が舞った。巻末付録・六旬神法の占い方。
「中学のクラス会の幹事をやってくれないか」あたしたちの女子高の前で、彼が待っていた。1年ぶりに会う昌之。頭がよくてクラスの人気者だった。おとなしいあたしが、思いきってラブレター出したこともあったっけ。あきらめてた恋だけど、これってチャンスよね。ところが会計係のペアを組んだのは、昌之にケンカをいつもふっかけていた昭介。2人でいると、不良たちに囲まれてみんなの会費を奪われてしまった。どうしてこうなるの。
1年間、想って想って、がんばってきたのに、ヒデヨシさんからかけられた言葉は、「親友の滝とつきあってくれない?」だった。どうして?ヒデヨシさん!でも、そのわけはすぐわかった。あたし早野香が入団している“ヨコハマまりん”が公演をまぢかにひかえた夜、座長の沢村さんの新妻の槙子にヒデヨシさんが愛の告白をしてるところを見てしまったの。ショック!もう、あたしには誰もいない?意外な恋の結末、読んでね。
澄んだ青空に、教会の鐘の音が鳴り響く。きょうから、あたしは広岡みか子。「浩介サンの奥さんです!」って胸を張って言える…はずはない。だって、あたしは男女交際厳禁の高校に通う3年生。バレたら、もちろん退学。大好きな浩介サンと一緒に暮らせるのなら、卒業まで秘密を守るくらい、へっちゃら。ところが、だれかが学校に密告してしまったからタイヘン。あたしに気がある海原くんが?それとも?結婚生活、早くもピンチ。
あたし、後野まつり。八幡高校1年生。超常現象研究会(超常研)のメンバー。封印された栄の超能力も元どおりになり、無事に(神無月恭一郎さんとの婚約という、とんでもないオマケもついたけれど…)火星から帰っきました。でも、ほっとする間もなく、今度は、あのガンダルヴァさんがとんでもない危機に陥っているらしいんだ…。
わたし、森岡めぐみ。高校2年生。わたしと仲よしの美亜は、女のわたしから見ても、超カワイイ女の子。だから、クラスの男の子たちが、やたらとわたしを誘ってくるのも、実は、みんな、美亜がお目当てなのよね。今までは、わたし、そんなこと、全然平気だったんだけど、大好きな橋本センパイまでが、美亜のこと…。いつの間にか「ハッシー先輩」「美亜ちゃん」って呼び合ってるし。お願い、センパイまで、美亜を好きにならないで。
わたし、岡田沙帆。中学3年生。片想いしてるのは、隣のクラス・3年1組の中川大地くん。眠れなくなっちゃうくらい、想ってるの。だけど、クラス同士の仲が悪くって、大地くんに近づこうとすると、すぐに1組の女子に、「すごいよねエ。ひとのクラスまで来て」なんて、チェック入れられちゃうんだ…。クラスの対立のために、『好き』が負けてしまうなんて、いや!愛を信じて、わたしたち、中学3年生で結婚します-。
ヒロインは、岡村五月さんです。もちろん、百武千晶さんも登場します。エイリアン・百武星男くんも、いっぱい登場します。しかし、ヒロインは岡村五月さんなのです。語り手もまた、彼女自身であります。物語の時節は、既刊の『星からきたボーイフレンド』とかなりの部分で重なっています。つまりこの本は“あたしのエイリアン”の、もうひとつのオープニングなのです。
あたし、工藤由香。都立高の2年生。今回の事件は、修学旅行のための買い物に、サキといっしょに渋谷に行った時に始まったの。「とうとう見つけましたぞ!」という声が聞こえて、おじいさんが、いきなりサキの腕をつかんだんだ。「もう逃げられませんぞ。観念しなされ。彩子お嬢様」腕をつかんだまま、そのおじいさんはいうの。なんか、人間違いされているみたい…。