異世界弁護士 2
若き法律家・七階堂大樹(ななかいどう・だいき)。彼は体制に飲み込まれ、冤罪を作り出してしまい、遺族による刃を受け死を覚悟する。しかし、意識を取り戻した彼が見たのは、エルフやワイバーン、亜人が生きる異世界だった。ある日、エリフの巫女・エレナの神殿に居候する大樹のもとに一通の手紙が届く。記されていたのは、『-近いうちに会いに行く。コンディメンデウスで待つべし』という一言だった。差出人は『ディロイガ』、この世界の首都に住む法務大臣であり、三十年前に異世界に法制度を施行した張本人からの手紙だった。時を同じくして、大樹の持つ『現代の六法全書』が盗まれる。今、異世界に渡った六法全書の秘密が明らかに!?次元を超える法廷バトルが幕を開ける!
関連ラノベ
異世界弁護士 1異世界弁護士 1
若き検察官、七階堂大樹(ななかいどう・だいき)。体制に取り込まれた彼は、上司に命令され、無実の者を死刑に導いてしまう。法廷を出た大樹を待っていたのは、包丁を持った被告人の家族だった。胸を一突きにされ、死を覚悟した瞬間、彼の視界が歪む。気が付くとエルフの巫女・エレナによって、人間が亜人を支配する世界に召喚されていた。そこは、なぜか日本の法律が適用され、六法全書が聖典のように扱われる世界。見せ物と化した裁判で、亜人たちは次々と不当判決を受け、処刑されていく。彼らを救うため、大樹は立ち上がる。敵は魔法をも裁判に持ち込む無敗の検察官。大樹は現世で得た知識だけを武器に弁護士(バリスター)として圧倒的に不利な状況に立ち向かってゆくー。 2014/09/25 発売