異世界おっさん道中記 〜小役人の俺がお姫様と行く死亡率99.9%の旅〜(1)
孫乃悟は18歳のときに異世界に転移した。しかし、チートスキルで一流冒険者として活躍したのは最初の2年だけ。その後サトルは隣国に渡り、実力を隠して、清潔で安全な職場の王宮で役人として働き、ファンタジー世界をほどほどに楽しむ安定した生活を送っていた。ところが、そんなサトルは、30歳になったある日、いきなり『遣東使』に任命される。「遣東使?死亡率99・9%、『絶対に就きたくない役職10年連続ナンバー1』の遣東使に俺が!?」役人として王命は絶対。しかも同行者は8歳のお姫様とその護衛の女騎士と、一頭の馬だけ。これは、はるか東の果てを目指して危険な異世界をのんびり(?)旅するおっさんの物語である。『10年ニート』の坂東太郎が紡ぐ超絶異世界サバイバル紀行、いよいよ開幕!
関連ラノベ
異世界おっさん道中記 〜小役人の俺がお姫様と行く死亡率99.9%の旅〜 2異世界おっさん道中記 〜小役人の俺がお姫様と行く死亡率99.9%の旅〜 2
異世界に転移した後、冒険者活動を経て、王宮で役人として働いていたサトル。安全な職場でファンタジー世界をほどほどに楽しんでいたサトルだったが、30歳のある日、東の果ての国との交易を目指す使節団『遣東使』に任命されてしまう。8歳のソフィア姫とその護衛の女騎士プレジアとともに王国を旅立った一行は、立ち寄った国々で料理を堪能しつつ、東の果ての日の本の国を目指す。そんな死亡率99・9%とも言われる遣東使の生還率の低さは、異国からの経典や武器、文化などの流入を避けたい教会が、密かに刺客を送って邪魔しているせいだった。「はあ、分身を先行させてれば早めにわかったのに」ロスティ、ピエロギ、シルニキと今回も美味しいものが盛りだくさん!のんびり異世界ぶらり旅は、新たな旅の仲間も加わる第二幕がスタート! 2018/12/25 発売