異世界クイーンメーカー 〜わがままプリンセスとの授業日誌〜 2
異世界転移したクロツハルトは、マリシェ姫の宮廷教師として成果を出していた。勉強しないことで有名だった彼女は真剣に帝王学に取り組み、その才能はめきめきと伸び、周囲からも称賛され始めていた。そんな中、有力貴族によるマリシェ姫暗殺計画が実行されたが、マリシェ自身とハルトの知識と機転によって、危機は回避される。その恩賞にハルトはロイツェン大公から爵位を授かった。やがて彼の教育のお陰で立派になったマリシェの成人の儀が行われ国内がお祭りムードに包まれる中、隣国たちの陰謀が交錯する。グライフ帝国が戦争を起こし、ロイツェン公国の隣国パルネア国王にまで攻め込んできた。王国を手中に収めた帝国が次に狙うのは当然、マリシェやハルトがいるロイツェン公国で…。「姫、本当の名将は戦争になる前に相手を敗北させます」帝国との戦争でマリシェを活躍させる為にハルトは軍師として目覚ましい働きを見せる!
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異世界クイーンメーカー 〜わがままプリンセスとの授業日誌〜(1)異世界クイーンメーカー 〜わがままプリンセスとの授業日誌〜(1)
終電で帰宅途中にうっかり異世界転移してしまった黒津遥都(クロツハルト)。彼は転移先で話のわかる(そして珍しいもの好きな)ロイツェン大公という小国の王様に拾われて、そのまま宮廷で雑用係として働かせてもらうことになる。ハルトはロイツェン語をすぐにマスターし、高い勤労意欲と抜群の能力を発揮して、次第に新生活になじんでいく。そして、周囲からの信頼を得た彼は大公の一人娘マリシェ姫の宮廷教師に抜擢される。だが、マリシェは政治も外交も勉強しないわがまま姫様だった。塾講師で培ったハルトの現代的な教育方法と「生徒第一」の信念、さらにその人柄で徐々に姫は変わり始めて、クイーンの勉強に真剣に取り組んでいくのだが…。これは異色の宮廷教師とわがまま姫様の師弟コンビが、異世界で大活躍する物語。 2018/01/25 発売