いづれ神話の放課後戦争〈ラグナロク〉 -魔眼の王と屈服女神ー(1)
かつて地上に顕れた七つの神話の争いは、地を割り、空を裂いた。終結から十年、災厄は消え去ったはずだった。しかしー。先の戦争で神々に実の妹を奪われた少年・神仙雷火は、絶海の孤島にある『学園』に降り立つ。ここでは、夜時間と呼ばれる放課後、神格適合者による『神話代理戦争』が行われていた!初夜、北欧神話の女神ブリュンヒルデに襲撃され、死を目前にした雷火は、忌むべくはずの神話の力、復讐の力を手に入れた。「俺に隷従え。腕や足はおろか、指一本、魂にいたるまで!!」絶対支配、バロールの魔眼をもって、超越なる神々から世界を奪り戻せ。いづれ新たな神話を刻む学園ヒロイックサーガ!!