ロクでなし魔術講師と禁忌教典7
社交舞踏会に学院が沸く中、グレンは特務分室のトップ、イヴから天の智慧研究会によるルミア暗殺計画を知らされる。舞踏会中止を訴えるグレンだが、イヴは逆にルミアを囮にした作戦をグレンに命令してきてーー。
関連ラノベ
アルザーノ帝国魔術学院非常勤講師・グレン=レーダスは、自習→居眠りの常習犯。まともに教壇に立ったと思いきや、黒板に教科書を釘で打ち付けたりと、生徒もあきれるロクでなし。そんなグレンに本気でキレた生徒、“教師泣かせ”のシスティーナ=フィーベルから決闘を申し込まれるもー結果は大差でグレンが敗北という残念な幕切れで…。しかし、学院を襲う未曾有のテロ事件に生徒たちが巻き込まれた時、「俺の生徒に手ぇ出してんじゃねえよ」グレンの本領が発揮される!第26回ファンタジア大賞“大賞”受賞の超破天荒新世代学園アクションファンタジー! 2014/07/19 発売
正式に魔術講師となったグレンは、アルザーノ魔術学院で例年行われる魔術競技祭に向け、生徒たちに指示を飛ばしていた。「先生がやる気出してるんだし、私たちも頑張らなきゃね!」システィーナたちもグレンのやる気に応えるべく、優勝を目指していたのだがー当のグレンは優勝で得られる特別賞与を使った、借金返済を目論んでいただけで…!?そして訪れる競技祭。学院が熱気に包まれる中、女王を守る親衛隊に異変が…。女王を取り押さえた挙げ句、なぜかルミアを狙ってきて!?「処刑!?そんな勅命聞くか!馬鹿」拒絶された生徒を守るため、グレンの魔術が秩序を正す! 2014/11/20 発売
遠征学修にあたって、グレン先生から一言!「お前達。サイネリア島は年中通して気温が高く、海水浴は十分に可能……さらに、うちのクラスにはレベルの高い美少女が多い……あとはわかるな?」--待望の水着回!! 2015/03/20 発売
分かり合えていたはずの想いは、無残にも引き裂かれた。「…実は、わたし、あなた達の敵」「…う、嘘…嘘よ…そんな…」天の智慧研究会の魔の手により闇へと堕ちたリィエル。システィーナの説得も空しく、リィエルは親友ルミアを誘拐しー。一方、死の淵から復活を遂げたグレンは、アルベルトとの帝国軍コンビを再結成。反撃の狼煙を上げる!「…行こうか。頼りにしてるぜ、相棒」「抜かせ、誰が相棒だ。寝言は寝て言え」かつての盟友と、囚われし少女たちの奪還を目指す! 2015/07/18 発売
「先生と私は、将来を誓い合った恋人同士だから」学修旅行後、アルザーノ魔術学院に招かれた特別講師レオス=クライトス。彼から婚約者として突然の求婚を受けたシスティーナは、グレンを言い訳に断ろうとするのだが…。「お前とくっつけば、俺、もう働かなくていいじゃんッ!」グレンは夢の無職引きこもり生活ゲットのため『逆玉』を本気で狙うロクでもない行動に出始めー。システィーナを賭けて、レオスと担当クラス同士の魔導兵団戦で決闘をすることに。決闘の裏に潜む最凶の『正義』、そして魔導士を辞めることになった過去の事件と向き合う時、グレンの下す決断とは…。 2015/11/20 発売
講師として頑張ることを決意した矢先の解雇宣告。クビを回避するには自腹での古代遺跡の調査が必要でー金欠のグレンが思いついた手段は…生徒を利用するという相変わらずロクでもない方法で!?天使ルミアの厚意で生徒たちの協力を得られたグレンだったが…なぜかセリカも同行することに!?遺跡に眠る世界の深淵に触れた時、家族の絆が試される!! 2016/06/18 発売
退学を回避するため、聖リリィ女学院に短期留学することになったリィエル。システィーナとルミアも參加し、さらには男子禁制の楽園でお嬢様を手玉に取ろうと、グレンも女に変身して講師として同行することに!? 2017/03/18 発売
フェジテ市庁舎爆破テロの容疑者として指名手配されたグレン。逃亡するグレンの前に現れたのは、天の智慧研究会、宮廷魔導士団、そしてーージャティス。各勢力の思惑が錯綜し、フェジテ最悪の三日間が幕を開ける。 2017/08/19 発売
現世の復活を果たした魔人アセロ=イエロによるフェジテの破壊を止めるべく、力を結集するグレン陣営。事の発端となったルミアは、自分のせいで起きる悲劇に耐えきれず、己が身を犠牲に戦うことを決意しーー。 2017/11/17 発売
“フェジテ最悪の三日間”から始まった富国強兵の流れによって、アルザーノ帝国魔術学院に新学院長が就任する。武一辺倒の教育改革にグレンは反発するのだが…。そんな折、先の戦いの失態から、イヴが学院に左遷されてきて!?「いいわ。私も貴方に力を貸してあげる」-戸惑うグレンをよそに、改革の是非を懸けた『模範クラス』との決闘に向け、強化合宿を敢行。道を失ったイヴは、生徒たちとの交流を通じて、自分が本当は何を為したいのか気づきはじめ…。改革に伴う裏学院の開放。学院創世の闇に触れた時、代償とするのは、誰がための命ー。 2018/03/20 発売
一面の銀世界。長期休暇を利用して、スノリア地方へやってきたグレン一行は、伝統行事の銀竜祭に参加する。そこで女学院の生徒たちと再会することになるのだが、グレン・デート権を賭けて雪合戦大会をすることに!? 2018/07/20 発売
秋休みが終了し、新学期を迎えるグレンの元に驚愕の話が舞い込む。逆賊アルベルトーー女王陛下暗殺を企てたアルベルトが現在逃亡中らしく……その真意を問いただすため、グレンは帝国の討伐メンバーに参戦する! 2018/11/20 発売
来る魔術祭典のため、帝国の代表候補を決定する試験の監督を務めることになったグレン。その実力から、システィーナの代表入りは固いと思われた矢先、幼馴染のエレン=クライトスが現れ、事態は風雲急を告げる……。 2019/03/20 発売
帝国代表選手団の総監督とメイン・ウィザードに選ばれたグレンとシスティーナは、魔術祭典開催の地・自由都市ミラーノを訪れる。各国が覇を競う中、アルザーノ帝国はアディル率いる砂漠の国ハラサ代表と激突する! 2019/08/20 発売
準決勝へと駒を進めた帝国代表選手団。日輪の国との対決で試されるシスティーナの魔術師としての覚悟。一方、アリシア三世の手記の解読を終えたグレンに待ち受ける禁忌教典の騒乱。ここに、前哨の火花が散る! 2020/01/18 発売
魔術祭典決勝を襲った最大の悲劇。セリカ=エリエーテ大競技場では“天使の塵”の末期症状による死亡者が生まれていたー。誰もが動揺する中、混乱に乗じて動き出したのは、アルザーノ帝国女王府国軍大臣アゼル=ル=イグナイト。帝国を牛耳るべく、クーデターを引き起こしたアゼルは、イヴに対し、自分のもとへの帰参を命じるのだが…「終わらせなければならない…それがイグナイトの責務だから」ついにイヴは、公爵家との決別を決心し、グレンと共に女王軍の指揮を執ることに。立ちはだかるのは、最低の父と最愛の姉。イグナイトのたどり着く道はー。 2020/07/17 発売
『ありがとう、グレン。私はお前に出会えて幸せだった』その書き置きを残して、セリカは消えた。“剣の姫”エリエーテが帝国軍を圧倒し、天の智慧研究会が総力をあげてフェジテの街へと迫ろうとしていた日。彼女は自らの使命を思い出す。帝国宮廷魔導士団、魔術学院の教師や生徒たち。誰もが己のできることを信じ、防衛準備を進めるなか、崩れそうになるグレンの心。セリカを止めるなら今しかない。それでもー「俺は…教師だ。だったら、あいつらを…守ってやらねえと」決断のときは迫る。倒すべき大導師が姿を現し、明かされる禁忌教典の謎。最後の決戦が、ここに始まるー! 2020/12/19 発売
失踪したセリカを追いかけ、グレンとシスティーナが辿り着いた先。そこは「メルガリウスの魔法使い」にて描かれた聖暦前4000年の世界。現代よりも、遙かに強力な古代魔術が跋扈し、魔王が君臨する地獄であった。魔王に挑むセリカ。魔王の人知を超えた力に、膝をつく人々。そんな光景を前に、グレンは叫ぶ。「俺はセリカの弟子だ!この世界を救うために、ここに来たんだ!悪逆非道の魔王を倒すためにッッ!」その声はやがて人々に届く。民衆が立ち上がり、グレンとセリカが再び出会うとき、本当の伝説の物語が紡がれる。正義の魔法使いと、その弟子の、世界を救う戦いが始まる! 2021/06/18 発売
天の智慧研究会が、フェジテを呑み込む前夜。グレンたちが過去に飛んだ裏で、戦いは最後の局面を迎えていた。「ボクの領域に並び立つ剣の使い手を…見つけた」「…!」ついに邂逅したリィエルと“剣の姫”エリエーテ。「どこまで人を弄べば気が済むのだ」「私には勝てませんよ、アベル」過去の因縁を胸に対峙するアルベルトとパウエル。「この程度で弱音吐いたら、アイツに笑われるわ!」そして…フェジテの全てを、一身に託されたイヴ。誰もが引かず、戦い続ける。決して諦めず奇跡を起こしてきた、あのロクでなしな魔術師の想いを継いでー! 2022/02/19 発売
長きにわたって繰り広げられた死闘が、ここに決着を迎える。「今からボクが、キミの“余計”を削ぎ落としてあげる」全てを捨てた“剣の姫”と、捨てなかったリィエルの結末。「貴方、まさか…殺したの…?アレは貴方の…!?」パウエルの悪魔の所業に、アルベルトの頬をつたう一筋の跡。「できるかどうかじゃない!やるのよ!私はイグナイトだ!」最強の魔術師・エレノアの闇を振り払う、最高の炎の輝き。そして、彼らは帰還する。勝利を担う最後の鍵、希望をのせた一陣の風、すべての絶望を撃ち抜く光とともに。フェジテを巡る戦いの舞台は衝撃のクライマックスへー! 2022/06/17 発売
フェジテでの決戦は突如現れたジャティスの手によって衝撃的な結末を迎えた。天の智慧研究会は打ち倒され、アルザーノ帝国の被害も甚大。己を阻む者が消えたジャティスは"正義"を実現するため、ついに禁忌教典へと手を伸ばす。 「あの遙かいと高きメルガリウスの天空城……その最深部にて、君を待つ。最終決戦だ……文字通りの、ね」 グレンにそう告げると同時に、世界を未曽有の危機に陥れるジャティス。グレンは今こそすべての因縁に決着をつけるべくメルガリウスの天空城へ降り立つ。そこで待っていたのはこの世界に隠された衝撃的な真実だったーー! 2023/04/20 発売
セラ=シルヴァース。かつてグレンの最大の理解者であった彼女はもう二年も前に命を落としている。その筈だった。 「なんだか、本当に夢みたい。幸せ過ぎて、私、溶けそうだよ」 そんな彼女がいまグレンの目の前で幸せそうに微笑んでいた。 ジャティスとの決戦の最中、グレンが迷い込んでしまったのはセラと共に生きるifの世界。そこでグレンはセラの故郷を訪れ戦いを忘れて穏やかな日々を過ごしていた。一方で、その幸福に含まれた僅かな“違和感”がどうしても拭えなくてーー 優しく暖かい世界の中、グレンが下した決断とは? そしてついにーー禁忌教典をめぐる戦いに決着が訪れる。 2023/10/20 発売
熾烈な決戦の末、アルザーノ帝国は救われた。だが崩壊する天空城からグレン=レーダスが帰ってくることはなかった。 「これが本当に、最後の戦いよ! 絶対に先生を取り戻して、 皆で文句の一言でも言ってやろうじゃない!」 システィ、ルミア、リィエル、ナムルス、イヴ、アルベルト。グレンを知る者たちは集結し、彼のため最終決戦へと臨む。 一方、グレンは《無垢なる闇》との孤独な戦いを続けていた。無限にも続く旅路の果てに、グレンが出会ったのは……。 ついに明かされる最後の真実。一人のロクでなし魔術講師が紡いできた“魔法使い”の物語が、今ここに完結するーー 2023/11/17 発売