気ままで可愛い病弱彼女の構いかた(1)
「これから放課後、私のそばに居てほしいんだ」病夜宮係。高校に入学した直後、クラスで謎の係に任命された僕は何もわからないまま、放課後の保健室へ案内される。そこで出会ったのはー体が極端に弱く、保健室登校の美少女・病夜宮美闇。僕が入学式で一目見て、ときめいた女の子だった。肌が白く、物静かな深窓のお嬢様。一見そんな印象だけど…「この相談、超気になる。一緒に調べよう!」好奇心旺盛すぎて。「甘口くんは何でも構ってくれて、優しいなー」そして結構調子に乗る。相談を集めて、生徒全員の悩みを治す。彼女の活動のサポート役として、ずっと一緒に付き添うことに!?
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「知ってる?美闇お姉ちゃん、甘口さんのことが好きだって」病夜宮無闇。保健室の病弱少女・美闇の妹である彼女は、意味深に笑い、そう囁いた。僕の上に、馬乗りになって。人の心を透かす目を持ち、誰よりも美闇を憎んでいる無闇と出会ったのは夏休みのことだった。相変わらず保健室で美闇を構う毎日を過ごす僕は、彼女の別荘への旅行に誘われる。夏の薄着と距離の近さに浮かれる僕だったが、久凪崎先生からー「病夜宮係のお前に頼みがある。無闇の悩みを治してほしい」だけど、心を見せない無闇は近付く人間を全て翻弄して…僕と美闇の互いに隠していた気持ちも、全部筒抜けにされる!? 2016/11/19 発売