アサシンズプライド7 暗殺教師と業火剣舞祭
「彼女の暗殺係として、そして家庭教師としてーこの決定に異議はあるか?クーファ=ヴァンピール」「ない」メリダ暗殺決定の命が下された。依頼主、即ちメリダの祖父は、聖騎士でない孫娘のこれ以上の活躍を望まない、と。自身の暗殺計画など知る由もないながら、家庭教師の憂い顔が気がかりなメリダは、武具の祭典・鋼鉄宮博覧会でミュールから勝負を挑まれる。しかもそれは「忘れないで。勝った方がクーファさまとー」想い人の口づけを賭けた勝負で…。逃れえぬ死の刃が迫るとき。暗殺教師と、存在価値を否定された少女は、この世界にいかなる矜持を示すのか。