スパイ教室 短編集04 NO TIME TO 退(4)
死亡率九割を超える”不可能任務”に挑む機関ー灯ー。フェンド連邦で経験した盟友の死と仲間の裏切りは、『灯』メンバーの心に大きな爪痕を残した。各々がスパイとして新たな道を探る中、同胞の死を前に新たな決意を抱く者がもう一人ーー。
「拙者はもう働かないでござる!!」
突然の宣言。仲間を亡くし、急速にスパイとしての意欲を失ったランは、『灯』に寄生するニートと化していた! 陽炎パレスに居座り続けるランを追い出すため、メンバー総出で彼女の再就職先探しを始めることになり……!? 『スパイ教室』シリーズ短編集第4弾!