幼なじみからの恋愛相談。2 相手は俺っぽいけど違うらしい
幼馴染の栞から『恋愛相談』を受けることになってしばらく、寝る前に電話、デートの練習、終電逃してホテル…相談相手以上のことをしているけど、未だに誰が好きなのかは謎だ。そんなある日、とある事情からバイトを始めることになったんだが、美人で胸の大きな先輩がやけに挙動不審だったり、後輩の本間小夏まで同じバイト先に来る始末。「先輩がいるから、一緒にいたくて来ちゃいましたーって言ったら、迷惑ですか?」最近、俺への思わせぶりな発言する人が多くないか?しかも、そのことを知った栞は、なぜか不機嫌になっている気が…。焦れったくてもどかしい、それでも縮まるふたりの距離ー。
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「私、彼氏ができるかもしれない」栞からのまさかの告白。相手は俺じゃないかって確信した時期もあったのだが、どうやら違ったらしい。しかし、今となっては俺自身が栞のことを好きになってしまっている。でも、栞の応援をしてやらないとダメな立場なわけで…本間に相談をしてみれば、ふうん、とつまらなさそうな顔をされる始末。「あーあ。先輩、わたしとならハッピーエンド確定なんですよ?」70%の確率で彼氏ができるらしい栞、相談したら落ち込む本間、俺の知らないところで何が起きてるんだ!?不器用な二人だから得たものー甘くて焦れったい恋物語。 2022/02/01 発売