心が読める王女は婚約者の溺愛に気づかない(1)
数々の魔法を使いこなす第一王女・エステリーゼ。
そんな彼女の悩みは、やたら愛を囁いてくる婚約者・セオドアの存在。
なぜなら「エステル、愛しています(本当は好きじゃないけど)」って、
読心魔法で心の内がお見通しだから!
だけど必死な彼が本気にも思えてきてーー
まさか、心の声が間違っているの?(※正解)
彼の心だけ正しく読めないのには、とある事情が……?
勘ちがい王女と不憫な婚約者の、すれちがいラブコメ!
第一章 心を読む魔法
第二章 乖離する心
第三章 ヴェルデ帝国
第四章 王女の責務
第五章 婚約者の真意
第六章 誕生祭
第七章 そして王女は気づく
番外編 秘密を打ち明ける夜