『君は勇者になれる』才能ない子にノリで言ったら覚醒したので、全部分かっていた感出した(1)
魔王が蔓延るファンタジー世界。恐怖に支配された人々。
そんな中、世界に平和をもたらす存在がいた。
歴代の勇者の中でも『最強』と呼ばれるにふさわしい存在ーーそう、俺だ。
しかし、次々現れる魔王を作業ゲー感覚で倒しているうちにーー飽きた。日常が恋しくなった。
そこで、後継者を育てるべく『君には才能がある』と適当に弟子候補を集めた
--はずだったのだが、なんか才能が目覚めて各地で大活躍したらしい。
そのたびにキラキラした眼で『流石です、勇者様! こうなることがわかっていたんですね!』って……「もちろん、当然だ」
最強勇者は師匠としても超一流!? 異世界爽快ファンタジー!