令嬢トリアは跪かない 死に戻り皇帝と夜の国(1)
騎士の名家に生まれた令嬢ヴィットーリアは、晩餐会で婚約破棄された瞬間、気が付いた。
ようやく父からも、嫌みだらけの第二王子からも解放されたと。
すべてを捨て、ただの「トリア」として騎士になって生きていくことを宣言!
だがそこに、隣国の「死に戻り皇帝」ラウを狙う刺客が現れ、咄嗟に彼を救ったトリア。
「どうかこの私、ラウ・ランメルト・キールストラと結婚して欲しい」
なぜかラウに結婚を申し込まれて……!?
序章
第一章 深窓の令嬢にさようなら
第二章 はじめましての新生活
第三章 こんにちは、波乱の日々よ
第四章 二度目ましての婚約破棄
第五章 別れの挨拶は「それじゃあ」で
終章
おやすみ、愛する人よ
あとがき