いのちの食べ方5
魁英学園への潜入捜査中、弟切飛(おとぎり・とび)が迷い込んだ場所ーー囚われの身となっていた灰崎(はいざき)を救出し、愛田日出義(あいだ・ひでよし)らの追跡を振り切った先にあったのは、人外だらけの不思議な町だった。飛たちは「冒険者」を名乗る人物とその相棒の人外「魔法使い」と出会い、とある謎の人外との戦いに協力することに。他方、萌日花(もにか)は飛の安否が確認できない状況に苛立ち、一人になった龍子(りゅうこ)は貪欲に「声」を求め始める。それぞれの思いが交錯する中、果たして飛たちは「人外」の町から元の世界に戻ることはできるのか……? 急展開に次ぐ急展開。飛とバク、「人」と「人外」が巡る物語のたどり着く先とは……?
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「いのち」が「いのち」を食べる。それは罪なのかー?弟切飛は中学2年生。同級生とはあまり絡まず、兄と生き別れた日に「ひとつ目の男」が残していった相棒のバックパック「パク」と人知れず会話をしながら日々を過ごしている。「弟切くんは、よくその鞄としゃべっているでしょう?」しかし、そんな飛の秘密がクラスメイトの少女・白玉龍子にバレていたことが発覚。飛の日常が変わり始める中、クラス内で、とある事故が発生する。どうやらその原は、飛と龍子にしか見えないはずの「人外」にあるようでーこれは、一人の少年が立ち向かう、現実と非日常、「人」と「人外」を巡る冒険。「いのち」が「いのち」を食べる物語。 2022/09/22 発売
「ほんと、学校って変な場所。きみたちの学校はとくに変だけど」 立て続けに起こった「人外」絡みの事件が落ちついた矢先に、その転校生は現れた。浅緋萌日花(あさひ・もにか)はなぜか弟切飛(おとぎり・とび)のことを知っているらしい。白玉龍子(しらたま・りゅうこ)のことも、さらには灰崎(はいざき)のことまで。萌日花の目的とは? そして、保健室で雫谷(しずくだに)ルカナを待っていた人物の正体は? 事件はまだ終わっていなかったのか。 再会が招くのは希望か、絶望か、それとも混沌か。少年が立ち向かう、現実と非日常、「人」と「人外」を巡る冒険。「いのち」が「いのち」を食べる物語、衝撃の展開! 2022/12/23 発売
「僕と一緒に来るかい、飛(とび)?」 思いがけない兄・潟(せき)との再会。望んでいた兄からの言葉。しかし、どうして兄がここにいるのか。彼は本当に弟切飛の兄なのか。あの頃の兄と同一人物なのだろうか。答えを出せない飛。混乱が去っても、いくつもの人外が絡む事件に巻きこまれた飛と龍子(りゅうこ)の日常はもう戻らない。そんな二人に、萌日花(もにか)が所属する組織の男・ハイエナが重大な提案を持ちかけてくる。大きく動きだす飛と龍子の運命。 それぞれの決断。彼らが向き合う現実と非日常、「人」と「人外」を巡る冒険、「いのち」が「いのち」を食べる物語の転換点ーー! 2023/05/25 発売