転生冒険者、ボッチ女神を救う 〜もふもふ達とのんびり旅をしていたら、魔法を極めてた〜1
勇者召喚に巻き込まれて死んでしまった男は、一人寂しく神域に暮らす女神フェルミエーナと出会った。人々から祈られなくなったことで神託をおろすことができなくなる程弱り、女神の神託だと嘘をつき悪さをする者が現れ始めたことに怒る女神の姿を見て、神力(しんりき)を回復する手助けをしてあげようと決める。
無事異世界転生を果たした男・エルは、日本で習慣だった「いただきます」と「ごちそうさま」の言葉が神力の回復に有効だと知ったものの、なかなか広めることができずにいた。10歳になり冒険者となったエルは、依頼で知り合った料理人に日本で人気の「ハンバーグ」と「ホットドッグ」を作ってもらうとたちまち大ヒット! この光景を見たエルは、これらの料理に神力回復の言葉も一緒に広めようと思い立ち、意気揚々と布教の旅を開始する!