魔王城四限目
策略にはまり、ツノツノと士長を死なせてしまったアプリール。その“悪行”は英雄研究学会により国中に広められ、学校は、英雄の志を継ぎ、魔人を討伐しようという義勇軍に包囲された。自分を責めて泣き続けるアプリール、憔悴を隠せない子供たち。何もできなかったエイゴは、無力感を噛みしめながら考え続ける。この状況を打開する方法を。そんな中、パーパテッタの錬金術師を名乗る男がエイゴの前に現れ、ある交渉を持ちかけてきてー!?決断の第4弾。
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司令官に逆らい、ド田舎に左遷された軍人のエイゴ。彼を待ち受けていた任務は、何と魔王の申し子と呼ばれる歩く災厄ー「魔人」たちの先生役だった!異形の身体と、生まれた瞬間に村ひとつ消し飛ばす魔力を持つ魔人。事実そうしていくつもの村を消滅させ、命を奪った存在を相手に、この自分が先生役!?と動揺するエイゴ。けれど、彼らの姿を知る中で、エイゴはある決断をすることにー。残酷な世界に抗う青年と子供たちの、痛みと優しさの物語、開幕。 2008/11/29 発売
魔王城二限目魔王城二限目
魔王の落とし子「魔人」たちの教師役を引き受けたエイゴ。彼の目下最大の懸案事項は、魔人たちの社会見学の実現だ。魔人たちが、いずれ普通の人間として人々と暮らしていけるように。けれど町を訪れたエイゴたちは、町の子供たちの嫌がらせから、思わぬ危機に陥ってしまうー。軍内部では魔人排斥の風潮が高まり、密かに事態が動き始める中、エイゴは子供たちを守り抜けるのか!?残酷な世界に抗う青年と子供たちの、痛みと優しさの物語、好評第2弾。 2009/03/30 発売