子守り魔王と姫騎士団長(神々の祝宴)
「トラロックのことが好きだろう?」-危篤から回復したルシオは、ケツァルコアトルの意識のまま、すっかり改心した様子。彼にトラロックへの恋心を指摘されたクレアは、ようやくその想いを自覚し始める。同じ頃トラロックは、神々を襲う謎の狂気に侵食されていた。血肉への激しい餓えと破壊欲…消滅していた太陽争いの記憶が甦ると同時、魔王は愛すべき少女を毒牙にかけるー!太陽が眠り、神々が狂った世界を人を救えるか?そして“神”と“神殺し”と“姫騎士団長”、三角関係の恋の行方は!?-。
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子守り魔王と姫騎士団長子守り魔王と姫騎士団長
舞台はうわるしの黄金郷・小イルマリア。運動音痴の皇女ながら軍の騎士団長を務めるクレアは、彼女を嫌う継母の正妃エルビラから『隠者の山』に棲む魔王の討伐を命じられた。危険な行軍のさなか、魔物に襲われ山道から滑落したクレアは、目覚めた洞窟の奥で目的の魔王と対面する。-だが、トラロックと名乗った彼は、生贄の動物や赤ん坊を大事に育て、涙もろくて家事万能。噂とは真逆の「超いい人」で…!?話題作「ヤンキー巫女逢桜伝」の著者が放つ、華麗に革新的なファンタジーロマン。 2010/02/15 発売