迷宮都市のアンティークショップ3
「儲け話がある」とトリスタンが切り出した。依頼人は幼い少女。亡くなった父の形見を取り戻して欲しいと言うがー“少しだけ煤けた瑪瑙の指輪”。休日、ケーキバイキングを楽しむソアラの前に出された付与道具とは…“生クリームのついた小剣”。アンデッドであふれたダンジョンで、アネモネはデュラハンと化した兄と対決する。フジワラも、元凶となった“屍者のオルゴール”の鑑定に挑むがー!!『鑑定』で明かされる探索者たちの冒険譚第3弾!
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迷宮都市のアンティークショップ迷宮都市のアンティークショップ
駆け出し探索者ソアラは行き詰まっていた。師匠から受け継いだ付与道具は使いこなせず、ダンジョン攻略も三階止まり。そんなある日。妙に気さくな全身甲冑さんと出会い、彼女の勤めるアンティークショップを訪れた。そこにいたのは、ぼんやりと珈琲を楽しむ店長・フジワラ。しかし彼に『鑑定』できないものはないという。ソアラは意を決し、ある付与道具の鑑定を申し込むがー。『鑑定』で明かされる、付与道具にまつわるダンジョン探索者たちの冒険譚! 2015/04/30 発売