なりゆき斎王の入内 〜侍う路は、いといみじなり〜(8)
東宮・明槻の父である上皇の妻・三条女御が懐任ー。ともすれば、妃のいない明槻の立場が危うい状況となり、入内を待つ身だった塔子も複雑な心境だ。そんななか、上皇と女御の娘の袴着に明槻が袴着親として呼ばれ、塔子も参加。しかしその祝席で、塔子は三条女御に異様な敵意を向けられ、得体の知れない不安を覚える。しかも原因は、上皇にあることが分かり…!?
東宮・明槻の父である上皇の妻・三条女御が懐任ー。ともすれば、妃のいない明槻の立場が危うい状況となり、入内を待つ身だった塔子も複雑な心境だ。そんななか、上皇と女御の娘の袴着に明槻が袴着親として呼ばれ、塔子も参加。しかしその祝席で、塔子は三条女御に異様な敵意を向けられ、得体の知れない不安を覚える。しかも原因は、上皇にあることが分かり…!?