ロウきゅーぶ!(15)
「昴さんが、で、デート。そんなの……嫌っ」
ロリスポコメディ感動の完結!
小学生も終わりに近づいた二月。とある出会いがきっかけで、全国大会出場チームと合同合宿に挑むことになった智花たち。6年生チームと昴だけで訪れたのは四国。さっそく一緒に練習させてもらおうと思ったのだが。
「コーチさんが若いって聞いて、品定めに?」
「手取り足取り、よろしくお願いしますねっ」
相手の娘たちは昴が気に入ったご様子で……
「トモ、あの二人、気をつけた方が…」
「む、カタい! いかんぞすばるくん」
「す、昴さんは………すけべですっ!」
「もう不安でヘンになっちゃいそうで」
「おー。おにーちゃんは、あげられぬ」
一気に波乱の予感モードに突入ーー!?
そして迎える練習試合だが、相手チームの二人は相当な実力の持ち主。再試合を申し込む慧心女バスメンバーにたたき付けられたのは、昴が何でも言うことを聞くという条件で。果たして昴を巻き込んだ試合の行方はーー!?
ローリング・スポコメディ、完結編!
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公式戦に向け慧心女子バスケ部の練習メンバーも十人になったのだが、チームワークはいまだガタガタのまま全く進展を見せず。おまけに昴に対する五年生の信頼度も万全とは言えない状況で……。 (「なにか変なことをされませんでしたか」「あの時、長谷川さんが手を差し伸べて」「ひな、けんかはいや。どうしたらいい」「これからも私をそばにいさせて下さい」「なんか今日あんま目立ってないかも!?」) そんな折、紗季の商店街主催のお祭りで屋台勝負が始まった。この六年生と五年生に分かれての屋台勝負が、吉と出るか凶と出るのか──。そして、いよいよ公式戦が開幕する! 悩み多き少女たちに翻弄されまくりな、さわやかローリング・スポコメディ(12)! 2013/02/09 発売
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